kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

なぜ読点だけ?

 この「公文書ルール」は聞いたことがないでもなかったが、「読点だけ」だったとは知らなかった。

 

 

公文書の読点「,」から「、」に
半世紀以上前の通知変更へ

 


2020/10/30 17:51 (JST)10/30 18:08 (JST)updated
©一般社団法人共同通信社


 文化審議会の国語課題小委員会は30日、半世紀以上前の通知に従い、公文書では読点に「,」(コンマ)を使うとのルールを見直し、一般に広く使われている「、」(テン)を用いるよう求める中間報告案をまとめた。年度内に正式な報告をまとめ、文化庁がその後に内閣官房と通知見直しに向けて協議する。

 

 公文書は、1952年に当時の官房長官が各省庁の事務次官に通知した「公用文作成の要領」で、「なるべく広い範囲」で左横書きとし、横書きでは句読点には「。」(マル)とコンマを使うと定められた。ただ、現在は多くの省庁がテンを使っており、文化庁は要領改定を検討してきた。

 

共同通信より)

 

出典:https://this.kiji.is/694831351014671457

  

 句点は「。」で読点は「,」だったなんて、なんという不合理。

 昔、ネットニュースへの投稿で、常に句読点に全角ピリオドと全角カンマを使い、数字やアルファベットは常に全角を用っていた投稿者がいた。そいつの投稿は一目でわかったものだ。それを思い出した。

 それにしても馬鹿げた慣行が60年近くも「惰性力」によって生き続けてきたとはと、開いた口が塞がらない。官庁らしいといえばそれまでだが。