NHKの下記サイトを参照すると、昨日(10/31)の新型コロナウイルス感染症の新たに確認された陽性者数は877人、死亡者数は14人だった。
先月1日に公開した下記記事に、NHKの報道に基づく9月の陽性者数と感染者数を記録しておいた。
上記記事によると、9/30までの日本国内の新型コロナウイルス感染症による陽性者の累計は83,702人、死亡者数は1,575人だった(クルーズ船を除く)。
それが、10/31の時点では陽性者累計が101,454人、死亡者累計が1,770人になっている。差分をとると、10月に確認された陽性者は17,752人、死亡者数は195人となる。1日あたりの陽性者数は9月よりも13%増えたが*1、死亡者数は32%減った。
これは、新たな感染拡大の時期に入ったことを示す数字だ。感染の初期段階では死亡者は少なく、感染から死亡までの間隔はある程度の少なくない日数がある場合が多い*2。
また、昨日もそうだが、10月末には陽性者が800人を超える日が出始めた。10月の平均は572.6人だから、昨日の877人はいかにも多い。
感染の第3波が始まったことは、もはや疑いないと思われる。