10/24（土）から10/30（金）までの新型コロナウイルス感染症陽性者数は、その前の1 週間より目立って増えた。専門家たちやテレビ報道でも「微増」を言い始めており、一時中断していた日々の新たな陽性者数をニュース番組が再び言い始めたが、その段階では既に「微増」から明確な「増加」へと転じていた。
下記はNHKのサイトへのリンク。
上記サイトから、昨日（10/30）の23時59分時点での新型コロナウイルス感染症の陽性者数と死亡者数を転記すると、陽性者数が100,577人、死亡者数が1,756人となっている（クルーズ船・ダイヤモンドプリンセス号を除く）。その前の1週間（10/17-23）は陽性者数累計が95,995人、死亡者数が1,710人だったから、今週は陽性者数4,582人、死亡者数46人だったことになる。先週は陽性者数が3,828人、死亡者数は45人だったから、陽性者数は754人（20%）、死亡者数は1人（2%）、それぞれ増加した。というより、陽性者数は顕著に増えたけれども死亡者数は横バイだったというべきだろう。一時、「第3波」らしきものが現れたけれども大きなピークにはならないかとも正直言って思ったが、その見通しは甘かった。週間の死亡者数を陽性者数で割った値は1.00%であり、先週の1.18%より減少した。この値は新規感染者が増えた時に下がる。
8月1日以降の累計では陽性者数は64,188人、死亡者数は743人となった。「致死率」は1.16%。なお10月の月間データの記事は明日公開する。
以前から言われてきた通り、気温が下がったらやはり感染者は増えてきた。政府はこれまでのような無策であってはならないはずだが、最悪なことに過激な新自由主義者である菅義偉が最高権力者に居座る政権が発足してしまった。苦難の日々が続くことを覚悟しておかなければならない。
