kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

我那覇真子、近藤倫子、佐藤和夫と並んで出演する須藤元気が左派言論人から見て まともですって? どこに目つけとんねん!(江東区在住のP.W.みこるさんのXより)

 某所(後述)経由でこんなXの数々を知ってしまった。それこそ気持ち悪い。

 

 

 

 

 上記の「左派で有名な方」のXに驚いたというのが、私と同じ東京都江東区民の方だというP.W.みこるさんだ。

 

 

 ちなみに私は、上記お三方と同じような感性の「リベラル・左派」の御仁が少なくないことをよく知っているものの、その具体例はあまり認識していなかったから、上記の松尾貴史とか岩井清隆とか毬谷友子だとかといった方々もその「お仲間」だったのかと知って呆れただけだった。

 なお上記P.W.みこるさんのポストはおじいちゃんお化け氏のリポストで知った。

 

 

 どこに目ぇつけとんねん! ほんま、そう思うわ。

 P.W.みこるさんはずっと江東区の方なのだろうか、はたまた私と同じように他所から江東区に移って来られた方なのだろうかとふと思った。

 ちなみに、松尾貴史氏のトップページを開くと、「You might like」としてラサール石井立川談四楼、きっこという禍々しいアカが並ぶ。松尾氏も彼らと同じ傾向の人なのだろうか。今見ると「小沢一郎(事務所)」の下記Xをリポストしていた。

 

 

 また岩井清隆氏が「交換」(「好感」のtypoだろう)を持ったという須藤元気の「健気で地道な活動」だが、これは昨日今日始まったものでしかない。

 江東区民なら、今年4月の衆院補選に立候補する前には須藤が地元で街宣などほとんどしていなかったことをよく知っているはずだ。なぜなら彼は参院比例区で当選した国会議員であって、地元で街宣する必要などなかったからだ。

 それが補選で、唯一の江東区出身候補としてそれをウリにチャリを漕いで(まあ電動アシスト自転車のはずではあるけど)選挙活動をしたところ、誰も予想しなかった2位に食い込む大善戦をしたことで、これは衆院選本選までの間に活動を重ねれば勝てると計算して必死こいて活動したものに過ぎない。それでも活動はしないよりした方が良いには決まっているが、「健気で地道」というよりは「権力欲むき出し」だとしか私には思えなかった。

 ただ、確かに補選に次いで本選でも須藤の戦術がみごとにハマったことは事実で、本選ではついに選挙区で当選した立民の酒井菜摘に1125票差にまで迫った。先日も書いたが、現時点でもう一度投票をやったら、須藤が酒井や自民党の大空幸星にかなりの差をつけて勝つに違いない。しかしそれは今現在の瞬間風速でしかない。飲み会で須藤がつるんだ石丸伸二も同じである。

 その勢いがある時に下手を打ってはならないのだが、須藤は早くも下手を打ち、自らの勢いを殺いだ。サッカーでいうオウンゴールである。

 先日公開した下記記事に私は書いた。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

(前略)須藤元気と金澤結衣がセミナーに参加したというが、須藤は変な色がつかない方が票が獲れることは間違いないので次の衆院選も無所属で出馬するだろう。問題は金澤だ。上記政治団体とのかかわりはともかく、金澤が狙っているのはおそらく「石丸新党」入りだろう。石丸ラベルの威力で大空幸星、須藤元気、酒井菜摘の3人をゴボウ抜きする野望に燃えているのではないかと推測される。

 

 須藤は「江東区民党」を偽装して党派的にはどの政党の色もつかないように活動しなければ勝てない候補なのに、須藤よりももっと石丸伸二に頼りたいであろう金澤結衣でさえ参加せず、その代わりにあの音喜多駿*1が参加した飲み会に安易に出席するとは、須藤は支持層のニーズをよくわかっていなかったと推測される。

 石丸と金澤については、12月11日に発信された江東区の高野勇斗区議の下記noteに実名を挙げずに言及されている。

 

note.com

 

(前略)選挙で落選が続くと、当初思っていた想いなどがブレてきます。選挙に勝たなければそもそもスタートに立てない、給与もないということがあり、そのはざまでもがき苦しみます。必ずといっていいほど、その瞬間に人気のある人にすがりたくなる。何年か1度、新党ブームがあるのもそうしたメカニズムです。ただ、比例はあるものの1議席を争う小選挙区を基軸とした選挙である以上、新党ブームは長続きしません。目先の議席を取れても長い目で見るといなくなるか、元のサヤに戻ります。必ず大きく2つの勢力に集約されていきます。これは政治家が悪いのではないのです。システムがそうさせていることも十分わかっています。私も当事者ですから。むしろアメリカやイギリスのように内部の争いの方が激化します。 絶対、ブレずに日々やるべきことは変わらず飾らず続ける人が必ず勝ちます。それは根性論ではなくマーケティング分析とその戦略です。

 

となりの芝生が青く見えたら赤信号。全力で自分の芝生を耕せ。青信号になるぐらいまで」(後略)

 

URL: https://note.com/takano_hayato38/n/naf70ef6f8f06

 

 先日の記事で下記Xをリンクした。

 

 

 上記Xに下記コメントがついている。酒井陣営の内幕を知る地元の人だろうか。

 

 

 このコメントは何か変だ。江東区の区議選は次は2027年で、地域政党を作ると宣言している石丸伸二がターゲットにしているのは来年(2025年)の都議選だ。この都議選では民民は自らと縁のある都ファに抱きつく方針をすでに明らかにしているから、都知事選で石丸とバッティングするのは都ファ江東区では京都出身のトライアスロン選手出る白土太朗)である。現在の議席は公明、都ファ、共産、上田令子一派=三戸安弥)であり、7月の都議補選では共産党の代替わり予定候補の顔見せが行われて立民はおそらく衆院補選とのバーターで候補を出さなかった。本選では公明、都ファ、共産、三戸の4候補に自民、立民が加わり、石丸は三戸を支援すると推測するのが自然だ(現に都議補選でその予行演習をやっていた*2)。そうなると、「石丸新党で若年層の票をごっそり取られて落選」するのが酒井菜摘か2027年区議選で立民候補になることが推測される酒井衆院議員の秘書のどちらかということになるが、どちらにしてもリアリティは非常に薄い。

 そもそも、弊ブログの前記記事*3にいただいた下記コメントでも指摘されていた通り、石丸が宣言しているのは地域政党の設立であって国政政党の設立ではない。

 

 ラヴェンダー・ホリフィール

無名の金澤結衣が「選挙の神様」藤川晋之助と対談できるのは、藤川が自民、維新限定のエージェントだからですよね

その藤川がメジャーにした石丸伸二と金澤が繋がろうとするのは分かりますが、金澤が衆院東京15区に拘る限りあまり恩恵はないんじゃないでしょうか

石丸は都議選に地域政党として関与するとしか言っておらず、実際衆参の国政選挙は全くの白紙なんだと思います

このブログで言及されたように再来年までなさそうな衆院選まで現下の石丸フィーバーが連綿と続いてることなんて、私自身はまずないだろうと思ってます

右派票を割ってくれる金澤の去就も気になりますが、最大の敵である須藤元気が「参議院に出戻ってくれる」可能性はないんでしょうか

須藤の知名度と人気なら、参院東京選挙区の改選6人の中に余裕で入れると思うんですが

 

 「再来年まで」衆院選がないなら、2026年のその選挙の頃には「石丸フィーバー」は終わっているでしょうね。高野区議も指摘している通りです。

 かつて比例区で当選した須藤が、江東区にとどまらず東京都全域の候補として参院選の出馬ですか。まあ松尾貴史氏その他に今回リンクしたXに見る通り熱烈に支持されていた須藤であれば当選できる可能性はかなり高そうではありますね。確かに、参院選東京選挙区に出てくれた方がありがたいかもしれません。

 おそらく須藤も金澤も、来年の衆参同日選をあてにしているのではないでしょうか。私は、金澤はそれで仕方ないかもしれないけれども、須藤は支持層の指向をいささか読み誤ったのではないかと思います。

 前記「のもと」氏のXについていえば、衆院選東京15区の酒井陣営の戦略及び戦術を決めているのは事実上高野区議ではないかと私は考えている、というよりほぼ確信している。陣営は衆院議員、区議、陣営の三本の矢が揃っている限りは強く、それが結果として示されたのが10月の衆院選だったと思う。懸念があるとすればその結束が乱れる時ではないだろうか。

*1:この飲み会には衆院選に落選したとはいえまだ維新と決別まではしていない音喜多駿が出ていたから、維新と喧嘩別れした金澤が出席したわけにはいかなかったと思われる。

*2:都知事選に出ていた石丸と都議補選に出ていた三戸が選挙演説で「邂逅」するという猿芝居が行われた。

*3:https://kojitaken.hatenablog.com/entry/2024/12/11/074629