kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

保守派こそ歴史と伝統を重んじない元号案を否定すべきだし、左側は元号案ではなく元号制度そのものを批判すべきだろう。(「副主席」氏のX)

 今日はさっきの更新で打ち止めにするつもりだったが、堀新氏のXのリポストに注目したので紹介する。

 

 

 上記Xでいう「保守派」とは故安倍晋三や、今回の衆院東京15区補選でいえば日本保守党(百田尚樹、有本香、飯山陽)のような人たち及びその支持者たちのことで、「新極右」という言葉が一番ふさわしいように思う。ラ行で始まる発音という、おそらくは外来語起源であって日本の歴史では比較的新しいと思われる二字漢語による現在の元号が「伝統を重んじていない」としか言いようがないとは弊ブログもしばしば指摘してきた。

 しかし、弊ブログはそもそも元号制度そのものを否定している。だから新極右の安倍晋三が事実上選んだ現元号を、引用文等以外では原則として使用を自らに禁止する「NGワード」とした。NGの対象には平仮名表記を含むので、弊ブログは某政党を「元号新選組」、略称としては「新選組」「組」などと表記している。

 

 

 

 元号(制度)廃止や天皇制廃止なんて、「いっそのこと堂々と」というほど仰々しいものなのだろうか。現に安倍晋三でさえ法案や予算の絡まない案件だと主に西暦で年数を言っていたし、安倍昭恵に至っては西暦しか使わないと指摘されている。また「新極右」たちは明らかに天皇よりも安倍晋三を上位において物事を考えている。

 むしろ、最近になって人々に迎合したつもりかどうか、機関紙の一面の年数表記に元号を併記するようになった共産党などの方が時流を読めていないと思うがどうか。

 天皇制があらゆる差別の根源であるのはあまりにも明白なのだから廃止が当然だし、そのうち自然に廃止に向かって世の中は動いていくと私は確信している。ただ残念なのは、私が生きているうちには天皇制が終わる可能性はほとんどないことと思われることだ。