毎週、土曜日から金曜日までの新型コロナウイルス感染症の陽性者数及び死亡者数をまとめているが、今日（9/19）の天気が先週の土曜日と酷似していることに気づいた。
先週の記事の書き出しは下記の通り。
昨夜（9/11）の東京はこの季節としては異常なくらい蒸し暑かったが、その後どんどん気温が下がっている。今日はこれからかなりの雨が降るらしい。季節が変わるタイミングで与党も野党も大きく変わるが、新型コロナウイルスの感染の傾向は変わらない。徐々に新規陽性者は減っているが、死亡者数はようやく少し減少に転じた程度だ。
今週も同じで、昨夜の東京はこの季節としては異常なくらい蒸し暑かったが、その後どんどん気温が下がっている。今日は雨も降るらしい。季節が変わるタイミングで与党も野党も大きく変わったが、新型コロナウイルスの感染の傾向は変わらないどころか、どうやら悪化の兆しが見え始めた。新規陽性者、死亡者数とも減少幅がほんのわずかになったのだ。
下記はNHKニュースへのリンク。
上記NHKニュースによれば、昨日（9/18）までの日本国内での新型コロナウイルス感染症の陽性者数累計は78,182人、死亡者数は1,500人だった（クルーズ船・ダイヤモンドプリンセス号を除く）。先週の時点（9/11）では陽性者数累計が74,688人、死亡者数が1,428人だったから、今週は陽性者数3,494人、死亡者72人だったことになる。先週は陽性者数が3,694人、死亡者数は76人だった。週間の死亡者数を陽性者数で割った値は2.06%であり、先週の2.06%から横バイだった（厳密には0.003ポイント増えている）。
8月1日以降の累計では陽性者数は41,793人、死亡者数は487人となった。「致死率」は1.12%。
データからも、今回の感染縮小が下げ止まりになってきた気配がわかる。ところが、プロ野球の球場で今日の試合から観客収容数を増やすなど、感染拡大を助長するような動きがある。昨日は初の国会議員（自民党衆院議員）の陽性も発表された。
新型コロナ対策ではもっとも頼りにならない「自助を強要する」菅義偉政権の発足とともに、新型コロナウイルス感染症の「第3波」が襲いかかってくる可能性が出てきた。
