kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

国内の新型コロナウイルス感染症の週間新規陽性者数2,995人、死亡者数44人(2020/9/19-25)

 昨日(9/25)は、先々週や先週の金曜日(9/11,18)とは打って変わって東京は肌寒かった。秋雨前線の北側に入り、北からの冷たい空気が入った上、時折雨が降る天気だったためだ。

 先週土曜日(9/19)からの1週間は、4連休があってPCR検査数が少なかったためかどうか、新規陽性者が減った。また「第2波」の死亡者数は(こちらは検査数とは関係ないはずだが)どうやら減少に転じたようだ。だが一方で気になる傾向も現れている。

 下記はNHKニュースへのリンク。

 

www3.nhk.or.jp

 

 上記NHKニュースによれば、昨日(9/25)までの日本国内での新型コロナウイルス感染症の陽性者数累計は81,177人、死亡者数は1,544人だった(クルーズ船・ダイヤモンドプリンセス号を除く)。先週の時点(9/18)では陽性者数累計が78,182人、死亡者数が1,500人だったから、今週は陽性者数2,995人、死亡者44人だったことになる。先週は陽性者数が3,494人、死亡者数は72人だった。週間の死亡者数を陽性者数で割った値は1.47%であり、先週の2.06%から減少した。

 8月1日以降の累計では陽性者数は44,788人、死亡者数は531人となった。「致死率」は1.19%。

 私が「気になる数字」と書いたのは、週間の死亡者と陽性者数の比率であって、これまでに見てきたこれらの数値の推移からいえば、この数値が下がる時には、新たな感染の波が生じ始めている可能性が高い。この数値は今週は1.47%であって、先々週、先週と2週間続いた2.06%と比較して大きく減少した。つまり、今週は死亡者が減った割には新規陽性者が多かったといえる。このことから、いわゆる「第2波」による新規陽性者数が減衰し切る前に「第3波」の流行が始まりつつある気配が感じられるのだ。

 この素人の感覚が正しいかどうかは、来週以降の陽性者数や死亡者数等の数値によって明らかになる。ただ、昨日報じられたプロ野球阪神タイガースの選手7人の新型コロナ陽性や、私が勤務する会社近辺にあるいろんな会社からしばしば陽性者が出ることなどからして、少なくとも新型コロナウイルス感染症が順調に終息に向かいつつあるとの感覚を持つことは、私にはできない。