この記事はどうでも良い話。
プロ野球セ・リーグで独走しやがっている読売のリーグ制覇は残念ながらほぼ間違いないが、日本シリーズでは本拠地の東京ドームが社会人野球のために使えず、代わりにコンサートの開催が中止になったパ・リーグ最下位オリックスの本拠地である京セラドーム大阪を使う可能性が濃厚になったらしい。
下記はNHKニュースへのリンク。
以下引用する。この日記のNGワードが多数含まれるが、引用文であるため止むを得ない。
巨人 日本シリーズ進出なら京セラドーム大阪での開催有力
2020年9月26日 1時07分
プロ野球、セ・リーグで首位を独走する巨人が11月下旬に行われる日本シリーズに進出した場合、本拠地の東京ドームが社会人野球の大会で使えないため、京セラドーム大阪が会場となることが有力になっています。
ことしは新型コロナウイルスの影響でシーズン開幕が遅れたため、日本シリーズは例年より遅い11月21日から始まりますが、翌22日から東京ドームで社会人の都市対抗野球が開かれるため、巨人が日本シリーズに進出した場合、東京ドームをホームゲームの会場として使えないことが決まっていました。
球界関係者によりますと、首位を独走する巨人がこのままリーグ優勝した場合、パ・リーグで最下位のオリックスが本拠地とする京セラドーム大阪を会場とすることが有力になっているということです。
巨人は京セラドーム大阪で毎年、レギュラーシーズンに主催試合を行っているため、運営上もスムーズであることや、11月下旬という異例の時期の開催でもドーム球場であれば寒さの影響を受けず、悪天候による中止も避けられることなどが理由だということです。
ことしの日本シリーズは第1戦と第2戦、それに第6戦と第7戦がセ・リーグ出場チームのホームゲームとなっています。
（NHKニュースより）
出典：https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200926/k10012635551000.html
この球場にまだネーミングライツが設定されていなかった2005年に一度、オリックス対楽天戦を見に行ったことがある。オリックスが近鉄と合併した初年度で、楽天の先発が近鉄のエースだった岩隈ということで、面白そうだなと思って見に行ったのだが、この試合の岩隈は不調で、完投したものの6失点で敗戦投手になった。試合は一方的なオリックスの試合で緊張感もあまりなく、何より東京ドームと同じ閉鎖空間の大阪ドームが好きになれなかった。私は基本的にドーム球場が大嫌いなのだと悟った試合でもある。東京ドームに見に行った2試合（1988年と1998年）はいずれも当時東京ドームを本拠地にしていた日本ハムの試合ではあったが、本当にドーム球場が嫌いなのか、それとも読売が本拠地として使っている球場だから嫌いなのかが自分でもはっきりしなかったのだ。
なお、大阪ドームでは1999年にヤクルトが読売を相手に序盤につけられた8点差を逆転して勝った試合があった。1対9だったのを10対9にしたのだった。調べてみるとこの年4月28日の試合だった。この年には、9月初めに神宮でペタジーニが大爆発して読売を3タテしたこともあった。あれで読売の優勝が難しくなった*1。
一方で、1997年8月には大阪ドームでヤクルト先発の吉井理人がスタンドにいた読売ファン*2にレーザーポインタの光を照射され、それと関係があったのかどうか、吉井が打たれて負けた試合があった。また、相手が読売ではないが、2010年から2013年にかけて京セラドーム大阪で阪神に11連敗したこともあった。そのうち2010年には連勝を10で止められたし、中日と優勝を争った2011年に6戦全敗してヤクルトがリーグ優勝を逃す一因になった。ヤクルトはオリックス戦にはかつては勝ったり負けたりだったと思うが、弱くなった近年はあまり良い印象がない。概して読売戦の大逆転勝ちを含む2連戦（あの時は大逆転勝ちの翌日も勝ったのだった）以外は悪い印象ばかりが強い。
まあそんな（ヤクルトファンにとっては）縁起の悪い球場で読売は日本シリーズをやるらしい。勝手にしやがれ。
*1:しかし優勝したのは「星野竜」だった。またペタジーニは後年読売に移籍した。また前年の1998年9月初めの神宮での読売3連戦は、その2試合目をスタンドで観戦したのだが読売に3タテを食ってヤクルトは上位進出を阻まれた。1999年9月上旬の3連戦はそのお返しだった。3戦目の勝利投手は岡林洋一だったが、彼が本格的に復活することはなかった。岡林は翌2000年にも1勝を挙げたが、それがプロ最後の白星となった。
*2:そういえば読売が主催する京セラドーム大阪の試合は、大阪にこんなに多くの読売ファンがいるのかと呆れるくらいスタンドは読売ファン一色になる。もちろん読売は京セラドームでは阪神相手の試合はやらない。
