自民党の落ちた顔、もとい越智隆雄衆院議員が、選択的夫婦別姓制度に賛意を表するツイートを発した。
選択的夫婦別姓に賛成
— おちたかお(越智隆雄) (@ochitakao) 2020年12月8日
自民党本部の会議で pic.twitter.com/AFmYZeUw0Q
上記ツイートに対する反応は、最初のうちは賛成が数本続いたが、どうやらネトウヨどもに知れ渡って拡散されたらしく、日の丸アイコンなどによる「反対」の反応が延々と続いた。いわゆる「炎上」というやつだが、世論調査によれば現在の日本では反対論はおよそ15%に過ぎない。
その中で私の目を引いたのは下記の反応だった。
ニュースをご覧になっていると良いのですが、政権交代はかなり以前ですよ。菅首相はもともと賛成の方です。https://t.co/BsASUBNhs3
— nana/井田奈穂/選択的夫婦別姓・全国陳情アクション (@nana77rey1) 2020年12月8日
選択的夫婦別姓導入のための請願の紹介議員もされています。 pic.twitter.com/QK18Ior6hN
確かに、2006年3月14日付の読売新聞(また読売か!)に、「自民党内で別姓制に理解を示す菅義偉衆院議員」が、下記のコメントを発したことが報じられていた。
「例外制でもダメならもう無理という雰囲気になってしまった。しかし、不便さや苦痛を感じている人がいる以上、解決を考えるのは政治の責任だ」
(2006年3月14日付読売新聞より)
なお、現在の菅義偉は、この問題に関して玉虫色の態度をとっている。