kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

小沢一郎 「政治判断、今でも正しいと」(朝日新聞インタビュー)

「きまぐれな日々」にトラックバックいただいた「てらまち・ねっと」さんの記事が、朝日新聞に載った小沢一郎のインタビューを問題視している。
◆民主党/小沢党首の今の真意/朝日新聞のインタビュー。世論調査は、自民党に不利 - てらまち・ねっと

問題の朝日新聞の小沢インタビューはこちら。
http://www.asahi.com/politics/update/1116/TKY200711150399.html

インタビューの内容は、引用したくもないので、是非リンクをたどっていただきたい。朝日新聞からのリンクが切れた場合は、上記の「てらまち・ねっと」さんの記事で全文が読める。

てらまちさんが「良い意味ではなく「これからも、注目」しなければいけないのが悲しいところ」と書かれているが、同感だ。このインタビューを、小沢一郎を支持し、かつ「野党共闘」を唱えている諸氏はどう評価するのか。沈黙は許されないと思う。小沢は、「野党共闘」に反する主張をしているのである。

こういう小沢一郎の主張を読むと、今月初めに小沢が辞任を言い出した時、なぜ菅直人はそれを認めて菅自身が代表になって「選挙管理体制」を作らなかったのかとあらためて残念に思う。故江田三郎のシンパだった私としては、民主党小沢一郎の政党というより菅直人の政党だとずっと認識していたのだが。

菅直人という男も、小沢一郎に負けず劣らず「詰めの甘い」男だ。あの局面で、小沢を代表から下ろし、その結果小沢が郎党を引き連れて新党を結成したって、小沢はキャスティングボートなんか握れなかった。つまり小沢には新党結成などできなかった。菅直人はもっと強気に出るべきだったのだ。