kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

守大助被告の無期懲役が確定

当ブログおよび「きまぐれな日々」ともに、検索語「守大助」による訪問をかなり受けたが、仙台の筋弛緩剤点滴事件で殺人罪などに問われた守大助被告の無期懲役が確定した。
朝日、毎日のサイトはそっけない記事だった。共同通信の配信を受けた東京新聞のサイトは比較的詳しい。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008031201000350.html

守被告の無期懲役が確定 筋弛緩剤点滴事件

2008年3月12日 12時35分

 仙台の筋弛緩剤点滴事件で、殺人罪などに問われた元准看護師守大助被告(36)の上告棄却決定に対する異議申し立てについて、最高裁第3小法廷(藤田宙靖裁判長)は12日までに、棄却する決定をした。無期懲役刑が確定した。決定は10日付。

 弁護側は既に再審請求する方針を明らかにしている。

 弁護側は申立書で「試料を故意に全量消費した鑑定の証拠能力を認めた仙台高裁判決は明らかに憲法違反。最高裁は少なくとも違憲かどうかの判断基準を示すべきだった」と主張していた。

 仙台高裁判決によると、守被告は2000年2月から11月の間、勤務していた仙台市の北陵クリニック(閉鎖)で、患者5人の点滴に筋弛緩剤を混入し、無職下山雪子さん=当時(89)=を殺害。当時11歳の少女や1歳だった女児ら計4人を意識不明に陥らせるなどした。
(共同)

これまでにも書いてきたように、私は守被告は無実であると考えている。弁護側が再審を求めるとしているのは当然だろう。
先日創刊された「冤罪File」の第2号でもこの事件が取り上げられるようだ。雑誌は5月1日に発売される。
http://enzaifile.com/next.html