kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

保釈中のカルロス・ゴーン被告がベイルート入り。無断出国か

 前のエントリに「今年の更新はこれで終わり」と書いたが、カルロス・ゴーンが日本を出国したニュースを取り上げないといけないので、挨拶文はいったん撤回する。

 まさか除夜の鐘に合わせたわけでもあるまいが、保釈中のカルロス・ゴーンが無断で日本を出国したらしいという仰天のニュースが報じられた。

 

www.afpbb.com

 

 以下引用する。

 

カルロス・ゴーン被告がベイルート入り、レバノン当局者

2019年12月31日 10:24 発信地:ベイルート/レバノン
 

【12月31日 AFP】(更新)会社法違反などの罪で起訴され保釈中の日産自動車Nissan Motor)元会長、カルロス・ゴーンCarlos Ghosn)被告がレバノンの首都ベイルートに到着した。レバノンの当局者と治安筋が30日、明らかにした。

 治安筋によるとゴーン被告は30日にベイルートの空港に到着した。レバノンの当局者はAFPに対し、「ゴーン氏はベイルートに到着したが、どのように日本を出国したのかは不明だ」と述べた。レバノンのメディアは、ゴーン被告はプライベートジェットでトルコからベイルートに入ったと報じている。

 2008年11月に逮捕され、現在は保釈中のゴーン被告は、来年春に始まるとみられる公判の準備をする間、娘と一緒に東京から出て日本国内を旅行したこともあった。しかし、保釈の条件には、ゴーン被告のパスポートは弁護人が預かると明記されている。

 逮捕前のゴーン被告は、両親の生まれ故郷であり、自身も子供時代を過ごしたレバノンに相当な時間と金を費やしてきた。

 ゴーン被告は、捜査は検察と日産が違法に共謀して行われたとして、全ての起訴内容について公訴を棄却するよう求めている。ゴーン氏の裁判に近い筋はAFPに対し、「カルロス・ゴーンは自身の責任から逃げようとしているのではなく、不公正な日本の制度から逃れようとしてるのだ」と語った。

 ゴーン被告の広報担当者は11月、裁判所が妻との面談を許可したことを受け、8か月ぶりに妻と面談したと明らかにしていた。(c)AFP

 

(AFP BBニュースより)

 

 ゴーンはもちろん無断出国だろう。逃げた方も逃げた方だが、逃げられた方も逃げられた方だ。「崩壊の時代」の大晦日にふさわしいニュースというべきか。

 

 大晦日の挨拶文はこちらのエントリに移す。これまた不細工な話だが仕方がない。

 

 この日記の今年の更新はこれで終わりです。12月は1日も休まず更新しましたが、新年は少なくとも4日までは(もしかしたら5日も)休みます。来年こそは安倍晋三政権を終わらせたいものです。

 それでは皆様、良いお年を。