kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

アメリカではマケインが守勢、カナダでは保守党過半数が微妙に

先週の米下院で金融安定化法案がいったん否決された一件は、やはり大統領選でマケインを窮地に追い込んだ。激戦といわれたミシガン州で、オバマに対して勝ち目がないと判断したマケイン陣営は、同州からの撤退を決めた。

ところが、これに対して副大統領候補のペイリンが不満をあらわにしたという。オバマと戦う以前に、内輪もめをするていたらくだ。

http://mainichi.jp/select/world/presidential/news/20081006k0000e030017000c.html

金融不安の影響はカナダにも波及し、わざわざ米大統領選前の10月14日を投票日に設定したにもかかわらず、圧勝が予想されていた保守党の支持率が落ち、過半数獲得が微妙になってきたのだという。
保守党過半数は微妙な状況に:日本deカナダ史:So-netブログ によると、

不況が最も心配されるオンタリオでも、ハーパー首相は株式市場が800ポイントも下落した日に、何ら新しい対策を打ち出そうとはしなかった。

とのことだから、金融危機が起きた時には、「小さな政府」指向の陣営はどうしても支持を落とすようだ。