浅野史郎氏の白血病発病に関連して、Yahoo!経由で「この話題に関するブログ」というのを覗いてみて絶句した。
一番古いブログはこんな文面だ。
食欲なくして食べることが健康に害があるごとく、欲望を伴わなぬ勉強は記憶をそこない、記憶したことを保存しない。
さてさて。
昨日、空気の入れ替えのつもりで窓を開けたら、どこかで焚き火でもしてるのか煙たい匂いが室内に入ってきました。
こういった不本意な事態が仕事の効率を落とすんですよね。今日、個人的に見逃せないなー、と思ったのは、浅野前宮城県知事 急性白血病できょう入院というニュース。なぜに？
浅野前宮城県知事 急性白血病できょう入院
前宮城県知事で慶大教授の浅野史郎氏（６１）が急性白血病を発症したことが３日、分かった。４日に東大病院（東京）に入院し、詳しい検査をするとともに化学療法で治療するという。 関係者によると、浅野氏はウイルスが原因の成人Ｔ細胞白血病にかかった。約５年前にウイルス保持者と判明したが、経過を観察していた。昨年末から今春にかけて白血球数などが変化し、東京都内で診察を受けた結果、発症が確認された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090604-00000005-khk-l04と、こんな感じです。気になりませんか？浅野前宮城県知事 急性白血病できょう入院といった話題に敏感になるのは悪くないと思うのですが。
そろそろ近所の公園でジョギングでもしようかな。最近ちょっと体重も気になるし。
浅野前宮城県知事 急性白血病できょう入院というような話題に関する分野って、それほど知らないので、時々こういうニュースをみると「へぇ」と思っちゃいます。
以後のブログも同工異曲のエントリばかりだ。2件目以降は引用部のあとの部分だけ引用する。
2件目：
・・・。「浅野前宮城県知事 急性白血病できょう入院」というような話題が増えてくること自体は仕方がないんでしょうね。
おっと、忘れてた。大事な用事がまってたんだ。それでは今回はこれにて。
浅野前宮城県知事 急性白血病できょう入院というような話題に関する分野って、それほど知らないので、時々こういうニュースをみると「へぇ」と思っちゃいます。
3件目：
どうですか、この内容。今後も浅野前宮城県知事 急性白血病できょう入院とか、同じようなニュースは気をつけてみていこうかな、と思った次第です。
さてと、たまった洗濯物を処理するか！溜めると洗濯が面倒になるのはわかってても、つい溜め込んじゃうんですよね。
浅野前宮城県知事 急性白血病できょう入院という話題をみて、昨今こういう状況なんだなぁということが何となくわかった気がします。やはり情報はこまめに拾っておかないとついていけないですね。
4件目：
どうですか、この内容。今後も浅野史郎氏 急性白血病で入院とか、同じようなニュースは気をつけてみていこうかな、と思った次第です。
さーて、今週の目標はまだ達成してないけど、ちょっと疲れたので、息抜きに遊びにいってこうかな。
1件飛ばして6件目：
こんな感じです。このニュース記事だけをもとに判断するのは難しいですけれど、いかがなものでしょうか。浅野史郎氏 急性白血病で入院についての興味はまだ続きそうです。
電話を一本入れる用事を思い出したので、ここはこのへんで。連絡手段がメール中心になってから、電話って何だか緊張するんだよなぁ・・
いろいろと突っ込みどころはたくさんあるんだけど、浅野史郎氏 急性白血病で入院の話にはやっぱり、引っかかるポイントがあったりして。どうというわけではないんだけどね。
7件目：
これからしばらくの間、浅野史郎氏 急性白血病で入院についての話題は気になり続けるかもしれません。だって、ねぇ？もう少しほかの情報もあたってみようかな。
・・今気付いたんだけど、デスクの上が異様に狭い！こりゃちょっと片付けなきゃダメかな。コーヒーカップをひっくり返さないうちに、山積みの書類を片付けることにします。
・・といった感じの話なんだけど、浅野史郎氏 急性白血病で入院については、これからどんなふうになっていくのかなぁ。いろいろ想像したりしてしまいます。
等々、一部の例外を除き、似たような文面のブログばかりが延々と並んでいるのだ。
いずれもライブドアのブログである。おそらく、アフィリエイトの収入を得るために同一人物か同一グループが大量のコピペブログを作り、何かニュースがあるたびに、上記のニュースだと「浅野史郎氏 急性白血病で（きょう）入院」の部分だけをニュースのタイトルに差し替える手法で、エントリを上げているのだと思う。あまりのひどさのためか、15時33分を最後に新たなブログはリストに加えられていない。Yahoo!側が停止したのだろうが、それなら「この話題に関するブログ」の項目自体を削除すべきではなかろうか。
以上書いた理由によって、当エントリからはこれらのブログにあえてリンクは張らなかったし、読者の皆さまにもこれらのブログを訪問しようなどとしないでいただきたいのだが、これはあまりにもひど過ぎないだろうか。ブログも曲がり角にさしかかったと思う。
