kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

日本共産党(左派)支持のブログも中川昭一謀殺説をとっている

中川昭一アメリカに謀殺されたと主張するブログの多くは、極右(反米右翼)か極左が書いているものである。
http://blog.trend-review.net/blog/ もその一つ。ブログのタイトルが、「日本を守るのに右も左もない」となっているが、『喜八ログ』とはいちおう無関係である。しかし、リンク欄には『喜八ログ』が存在し、その他に山崎行太郎副島隆彦城内実植草一秀らのブログにリンクが張られている。ブログ主は、「るいネット」という掲示板も運営しているようだ。

注目されるのは、ブログ主は「日本共産党(左派)」という、実際には日本共産党とは無関係の極左集団を支持しているらしいことだ。
『みんな』に立脚した革命家:「長周新聞」福田正義主幹の紹介-1 - 日本を守るのに右も左もない

ここで取り上げられている『長周新聞』は、「日本共産党(左派)」系の新聞とされている。安倍晋三批判で有名だが、記事には共産党に対する批判もずいぶん多く見られる。

中川昭一謀殺説を唱えているのは、下記エントリ。
アメリカ:闇の支配構造と掠奪戦争~「世界中を巨大市場化していく略奪集団とは?」 - 日本を守るのに右も左もない

10月4日、中川昭一元財務金融相の死は、その死因も不明であり謎に包まれた不可解な事件であった。以前の酩酊会見事件と言い、今回の謎の突然死と言い、誰もが何かきな臭さを感じ取ったすのではないでしょうか。
以下は「るいネット」からの引用です。

中川昭一は、なぜ殺されたのか? 亀井に対する「脅し」では?
るいネット

中川昭一殺害に直接的な意味があるわけではなく、「誰か」への脅しとして使われたということになる。この時の脅しの「メッセージ」は、米国債の買取りを拒否しようとしていた中川(加えて、中川一郎時代からソ連との繋がりが強い)であることから見て、「アメリカに逆らうな」というメッセージであろう。

ずばり、この「脅し」の対象は、亀井静香である。考えてみれば、国民新党系にはアメリカやヨーロッパに繋がるバックは見当たらない。それが分かっているからこそ、亀井は『亀井静香がCIAに暗殺でもされない限り、日本が米国に従属することはない!』とつい最近になって再び発言し始め、アメリカ(≒CIA)への牽制を始めたと考えられる。

米国債の買取りを拒否した中川は、アメリカCIAに逆らったことになる。
そして、アメリカCIAに逆らった中川は、亀井への脅しのために殺害されたのではないでしょうか?

こんな人間に応援される亀井静香が気の毒に思える。

それと、中川昭一謀殺説を唱えるブログを追っていて気づいたのだが、彼らの多くは例の「もうろう会見」を「酩酊会見」と言い換えている。「もうろう」ならけなし言葉で、「酩酊」ならそうではないということなのだろうか。