kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

鉢呂吉雄経産相の辞任劇は情けない限り

鉢呂吉雄経産相辞任の件についてはこれまで何も書かなかったが、脱力感を覚えて書く気にならなかったためだ。

最初、鉢呂大臣の「死の街」発言を自民党議員が批判していることを知った時点では、「原発を推進してきた自民党議員が自分たちの責任棚に上げて何言ってんだよ」としか思わなかった。その後の「放射能つけたろか」(どういう言い方をしたかメディア情報が全然一致していないので、それならと勝手に捏造したw)発言については、美しき日本語を破壊した罪? - Living, Loving, Thinking, Again にも指摘されているけれど、「ガキか、このおっさん」と思った。こんなことは言う方も言う方だが、それをあげつらって騒ぐ方も騒ぐ方、こんなことで大臣のクビを切る方も切る方だろう。「野ダメ」内閣には早速「野糞」がついた形となった。

本件に関しては、あと、鉢呂経産相辞任 - 一人でお茶を を参照。


鉢呂吉雄については、そのまま経産相をやっていても遅かれ早かれ原発推進派に屈しただろうと思っていたので、この男が大臣を辞めることはさほど残念でもないが、「原発慎重派」とか「脱原発派」などと呼ばれる政治家の実態がかくの如しというのは相当に情けない話だ。これで、もっともらしい「エネルギーのベストミックス」論(=「原発推進論」の別名)を振りかざす人間がますます大きな顔をするのかと思うと、本当に憂鬱になる。