kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

事故が起きても「安全神話」にすがる京大教授・山名元の未練がましさ

今日(12/21)の朝日新聞朝刊に、原発コスト論に関する推進派の山名元(京大原子炉実験所教授)と慎重派の大島堅一(立命館大環境経済学教授)のインタビュー。山名氏は「この40年の日本の実績で計算すると(事故発生)確率は500分の1。これだと、今後も10年に1回、福島級の事故が起きることになってしまう」と慎重派の経産に不満たらたら。だが、一度たりとも事故を起こしては行けない技術で事故を起こしておきながら、IAEAの標準値である事故発生確率「10万分の1」をコスト計算に使えという主張は虫が良過ぎる。大島氏は「『原発市場経済の中では成り立たない技術だ』ということ。市場にのらない技術はダメです」と切り捨てている。

山名氏のような原発推進派は、事故が起きてなお「安全神話」にすがろうというのか。その未練がましさには呆れるほかない。