http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20120224 より。
何か26日(日)に渋谷・宮下公園で「権力とマスコミの横暴を正し人権を守る国民の会」なる聞きなれない団体により、
「脱原発の即時実現を目指しマスコミに怒りを-集会デモ」
なるものが開催されるとの事ですが、過去エントリーを見てみたら、「悪徳ペンタゴン(政財官学放)」とか「シオニスト」とかいった怪しい表現が随所に見られます。
それもそのはず、この団体は小沢一郎支持を本来の目的とする団体。3.11直前には「2.20 エジプトに続け!不条理な公権力に抵抗する100万人運動」を企画してましたがエジプトと違って小沢氏に対する個人崇拝の色が濃い代物でしたし、3.11直後も、「小沢一郎代議士は国内の原発を全て即停止せよ!との旨の声明を出すべきである。」などと言ってました。
もっとも、その後小沢氏が脱原発でない事が明白となり、今や小沢の「お」の字すら口に出さず個人崇拝をたしなめてさえいますが、その出発点からして本来の脱原発運動とは異質のところに軸足が置かれているのではないか。当該デモに参加される方はその旨ご理解頂いた上で参加された方がよろしいと考えます。
この件だが、前々から主宰者だかそれに近い人かは知らないが、「2.26デモに小沢一郎を引っ張り出す」ことを念願にしているとの情報を得ていたので、「2.26に小沢を引っ張り出そうとは何やらキナ臭いなあ」と、極めて悪い印象を持っていた。
だから、そんなデモに小沢が(当たり前だけれど)ノコノコ出ていなかったのは、「原発推進派」の小沢ならではとも言えるけれども、小沢は真に警戒すべき「巨悪」というよりは、せいぜい「中悪」程度の小物の俗物に過ぎないことを示していると私は考えている。
今後、真に警戒すべきはやはり橋下徹だろう。