http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann/archives/51999072.html
これはおめでたい。
「小沢一郎民主党元代表に聞く「消費税と政界再編」(朝日新聞2月24日は白旗宣言なのでしょか?」なんて書いてあるから、朝日に載った「小沢一郎インタビュー」で小沢が橋下徹に相変わらずゴマをすりまくっていることに対して「小沢信者」なりに苦言を呈したのかと一瞬思った。
しかし甘かった。「朝日が小沢一郎に白旗を掲げた」という意味だったのだ。
「小沢信者」のブログ主は朝日新聞を購読していないようだから、当然ながら、朝日の2月18日付社説(リンク切れ)など知らないのだろう。以下に引用しておく。
すでに党内の最大勢力を率いる小沢一郎元代表は最近のインタビューで、法案の閣議決定にも衆院での採決にも反対する考えを明言している。
もし、最後まで増税に反対する勢力がいるのならば、たもとを分かつしかない。首相には、その覚悟を強く求める。
(朝日新聞 2012年2月18日付社説「一体改革大綱―民主も結論を出す時だ」より)
これは、「野ダメ」(野田佳彦)政権に消費税増税を強く要求する朝日新聞の立場を強く押し出した社説であり、その論旨に私は全く賛成しないが、朝日は「野ダメ」に「小沢一郎を切り捨てよ」と迫っているのだ。
そんな朝日が「小沢一郎インタビュー」を載せた理由は何か。単に新聞の売り上げを伸ばしたかったからに過ぎない。現に、「小沢信者」のブログ主も2月24日付朝日新聞を購入した。あのインタビュー記事はあまりに無内容でスカスカだったが、「信者」にとっては貴重な「晴天」ならぬ「聖典」であるに違いない。