朝日新聞の社説がひどいのは今に始まったことではないが、3/24の社説もひどい。リンクは張らないが、タイトルは「消費増税法案 首相の決断で提出を」。「野ダメ」(野田佳彦)に法案の提出を迫る社説を見たのはもう何度目だろうか。社説の中では小沢グループを批判しながらも、小沢一郎らの得意の論法「身を切る改革」には理解を示し、議員定数削減の必要性を認めるという腐り方だ。小沢は衆院の「比例定数80削減」に頑迷にこだわるが、これは小沢の主張の中でも特に悪質なものだと私は考えている。よりにもよってその部分だけ、朝日は理解を示しているのである。
朝日は船橋洋一が主筆になってから腐り方がひどくなったと思っていたが、何も船橋だけのせいではなかったようだ。船橋が朝日を退社(定年退職)してから1年と3か月経つが、このところますますひどさに磨きがかかってきた。