今日公開した「きまぐれな日々」の最新エントリ*1のコメント欄で、橋下徹に同調的なサヨク云々の話が出ているが、正直言って全然ピンとこないのだ。だって、具体的な人名が思い浮かばないんだもの。「超左翼おじさん」はありゃ違うでしょ。決して橋下に同調してるわけじゃない。飯田哲也は別に左翼じゃない。「公務員叩き」に代表される橋下の「しばき主義」を熱狂的に支持してるのって、どう考えたってインテリ風左翼じゃなくて世間の一般ピーポーだし、その多くは「保守派」だよ。テレビのコメンテーターたちはありゃ左翼じゃなくて視聴者に媚びる「電波芸者」だよね。経済政策にしたって、橋下の「ベーシックインカム」なんかに賛成してる「経済左派」の論客って私は寡聞にして知らない。また、「9条（だけが）命」の人たちが「全ては憲法9条が原因」などと放言する橋下を支持することなどあり得ない。彼らが「9条の件では橋下市長に賛成できないけど、市長の経済政策には賛成だ」と言うとでも？ まさか。
そんなわけで、議論には全く共感できない、というよりリアリティが感じられない。せめて具体例を挙げてもらうと助かるんだけど。今の議論は「印象批評」（というより「思い込み批評」かな？）のぶつけ合いの域を出てないと思うよ。
