kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

共同通信と朝日新聞の劣化に唖然

5/3付朝日新聞は、このあと「きまぐれな日々」で別途叩くとして、ここでは共同通信の記事を批判する。


http://www.47news.jp/CN/201205/CN2012050201001525.html

省庁のタクシー代30億円突破か 11年度、震災で大幅増


 中央省庁と地方の出先機関で働く国家公務員が主に深夜や未明に帰宅するため2011年度に使ったタクシー代が前年度から大幅に増加し、2年ぶりに30億円を突破した可能性の高いことが分かった。政府の国家戦略室が2日までに、各省庁のタクシー代を集計した。

 戦略室は「東日本大震災への対応や、復興のための補正予算の編成に追われ、残業が増えたためではないか」と指摘。行政改革の徹底を訴えている野田政権は、今後、タクシー代の大幅削減を求められそうだ。

 11年度のタクシー代は、11年4月から12月までで21億7488万円。年間31億円を超えた09年度とほぼ同じペース。

2012/05/02 17:27 【共同通信


これを書いた共同通信の記者はいったい何が言いたいのか。深夜や未明まで働く官僚は庁舎に泊まれというのか、それともタクシーになんか乗らないで歩いて帰れというのか、はたまたタクシー業界なんか衰退して運転手は路頭に迷えというのか。

行政改革の徹底を訴えている野田政権は、今後、タクシー代の大幅削減を求められそうだ」という書き方がまたいやらしい。「身を切る改革」と称して国家公務員の新規採用を大幅に削減しようとしている「小さな政府」思考の「野ダメ」新自由主義政権に迎合しているのだろうか。上記引用の記事自体が「国家公務員の数が足りない」ことを指し示しているにもかかわらず。

共同通信もすっかりダメになってしまったようだ。