kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

佐高信が孫崎享のトンデモ本『戦後史の正体』を一刀両断に斬って捨てたぞ!

杉山真大@大震災被災者さんのTwitterより。

https://twitter.com/mtcedar1972/status/262848388981198848

佐高信氏が『サンデー毎日』で孫崎某の著作を斬って捨ててた。曰く「リベラルな視点が欠如」「憲法に鈍感」「いささかならず有害」よく言った!やはり佐高氏は違った。


某所で杉山さんからこの『サンデー毎日』の記事を教えてもらったので、今日立ち読みしてきた。確かにその通りで、『サンデー毎日』2012年11月11日号掲載の佐高信の連載コラム「政経外科」に、「孫崎トンデモ本」に対する痛烈な批判記事が出ている。

最近、ちょっと疑問符のつく文章も目立つ佐高信だが、これはGJだ。『朝日新聞』にネオリベIT文化人・佐々木俊尚がこの本をおちょくった「書評」が載ったことはあったけれども、情けないことに朝日が「訂正」記事を出す羽目になったことは皆さまよくご存じの通り。そして、リベラル系の文化人によるまともな「孫崎トンデモ本批判」はもしかしたらこれが初めてなのではないか。

惜しむらくは、佐高信によるこの孫崎本批判がネットにほとんど紹介されていないことだ。『サンデー毎日』が部数10万部あるかないかの「零細」に近い週刊誌に落ちぶれているせいだろうか。こんなていたらくなら、いつか同誌に載った「西山事件」に言及したナベツネの「寄稿」を紹介した時みたいに、この週刊誌を買い込んで佐高氏の文章を要約して紹介しようかと思う今日この頃である。