kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

あの「極右番組」の司会者・やしきたかじんが再休養

しばらく前に勝谷誠彦を追放した読売テレビの極右番組だが、今度は番組名にもクレジットされているやしきたかじんが再び休養するらしい。


http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20130508/enn1305081855017-n1.htm

たかじん、体調不良で休養 引き続き収録見合わせ


 食道がんの治療に伴う休養から3月に復帰した歌手でタレントのやしきたかじん(63)が、体力低下のためしばらくの間休養することが8日、分かった。公式ホームページで明らかにした。疲労による食欲不振や睡眠不足が原因で、期間は未定。

 8、10日に予定されていた関西テレビ系「たかじん胸いっぱい」、読売テレビ系「たかじんのそこまで言って委員会」の収録は、たかじんさん不在のまま行うという。たかじんさんは今年3月、休養から1年2カ月ぶりに復帰したが、今月3日以降、番組の収録を欠席していた。

ZAKZAK 2013年5月8日)


【芸能ニュース舞台裏】たかじん、酒とタバコで再び休養…収録現場でも心配の声 - 芸能 - ZAKZAK

たかじん、酒とタバコで再び休養…収録現場でも心配の声


 西の視聴率王といわれる歌手のやしきたかじん(63)が番組収録を休み、当面休養することを発表した。食道がんを克服して復帰を果たしたばかり。病後間もなく、酒を飲み、たばこを吸う生活をしていたようだ。体がダメージを受けないわけがない。

 「言ってみれば豪放磊落なやしきたかじんというパブリックイメージを守るために、偽悪的にふるまう癖があった。収録現場でも関係者が心配していましたね」(テレビ誌ライター)

 次こそ万全での復帰が待たれる。

ZAKZAK 2013年5月11日)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130511-00000554-san-ent

たかじんやっぱり再休養…“毒”吐けるMCはもういない 関西TV界の寂寥感


■復帰時の印象は「メークが濃い!」

 やっぱり…というか、やしきたかじんさん、再度の休養ですね。8日にアップした公式ホームページでは期間は明確にしていませんでしたが、「たかじん胸いっぱい」「たかじんのそこまで言って委員会」「たかじんNOマネー GOLD」の各番組を抱える担当者は「1カ月になるのか、2カ月になるのか…」と不安げです。

 ちなみに「委員会」は6月の“太平洋ヨット横断”の準備で休演中だった辛坊治郎さんがギリギリまで再登板し、「NOマネー」も時間短縮など、やり繰りが大変のようです。

 3月の復帰を“観察”していた僕らの印象は、スリムになったこともさることながら「メークが濃い!」でした。いま思えば顔色の悪さを隠していたのでしょう。回を重ねるごとに「疲れた」「しんどい」と周囲には漏らしていたようですが、当然でしょう。“がん手術明けの人”がただでもプレッシャーがかかる番組収録を毎週3本もこなす。勘の鋭い女性記者は「毎週やせていってるやん。見るのが忍びないわ」と局に訴えていました。

 もちろん、早期復帰を望むのは言うまでもありませんが、一方で長期戦も視野に入れなければならないようです。でも、代替を含めて関西の司会者事情を改めて見渡したとき、たかじんさんのように「毒」を吐ける存在、僕らが思っている本音を「話芸」の中で代弁してくれる存在はいない、ということに気づかされるんですよね。

■“予定調和”より“毒”

 「東京は予定調和が尊ばれるが、関西で視聴率を稼ぐには『毒』『尖り』は欠かせない」とは、東西で制作経験をもつ某プロデューサーの言葉。たかじんさんや、引退された上岡龍太郎さん、島田紳助さん、“女・たかじん”と呼ばれた上沼恵美子さんが「視聴率男(女)」と重宝されてきたのも、そうした「毒」の使いどころを心得ているからでしょう(もちろん「毒」がすべてとは言いませんが…)。

 しかも、彼らに共通しているのは、芸能界や放送界に「コンプライアンス」や「自主規制」といった言葉が持ち込まれる前に「芸」を確立し、局のコントロールが難しい「大物」と呼ばれるようになった点です。

 一方で、現在幅を利かせている元局アナやお笑い陣は、ラジオでの芸能界に対する過激な発言で番組が打ち切られ、出演者も謹慎となった「サイキック騒動」や「紳助さん引退」を見てきており、局はもちろん、所属事務所からも「毒」を吐くことを極端に制限されています。上沼さんはご主人が元テレビ局幹部だし、あうんは心得ているでしょう(彼女の面白さを味わうには断然、ラジオです)。

 だから、僕らが「たかじんさんに代わる新たな司会者の発掘を!」などと訴えても、実のところ無理に等しいんですよ。放送局もそのジレンマに陥っていますし、実は僕らもその片棒を担いでいるような気がしてなりません。

 だからこそ、たかじんさんのような存在は賛否があっても貴重なわけです。63歳に負担をかけるのは心苦しいですが、もう一度復帰してもらわないと困るのです。一方で、これまでタレントの“使い捨て”に慣れてきた局は、いま一度「司会者」「視聴率男」を見つめ直す機会にしてほしいと思っています。

産経新聞 5月11日(土)18時36分配信)


いやもう復帰しなくていいよ。稼ぎ尽くした金は豪快に使い倒してただろうからどのくらい残っているかは知らないがゆっくり休んでくれ。

読売系のテレビ局の番組なのに、検索をかけて引っかかったのが産経系列のメディアの記事ばかりだったということが番組の指向性を何よりも雄弁に物語っている。

たかじんの極右番組が世に送り出したと言っても良い橋下の人気が、昨年夏あたりをピークにして凋落著しい今、いっそのことこれまで長きにわたって世に害毒を流し続けてきた番組自体を終了させるのが局(読売テレビ)にとって最善の策だろう。

橋下、たかじん、それに勝谷誠彦らにとって、今は「終わりの始まり」の時かもしれない。