kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

都議選の告示直後に訪米する橋下(笑)

祝! 橋下「維新の怪」年内消滅か(笑) - kojitakenの日記 の関連記事。

朝日新聞(5/12)2面記事より。6月14日告示の東京都議選に関する記事。予想通り、維新の怪は都議選でも大苦戦必至らしい(笑)

(前略)「維新は賞味期限を迎えつつある」。4月の兵庫県伊丹、宝塚市長選の大敗を受け、石原慎太郎共同代表は7日の国会議員団の役員会でこぼした。半面、西日本の若手議員は言う。「石原さんこそ賞味期限切れだ」。

 不協和音が広がるなか、「僕が応援演説に入っても有権者の判断は変わらない」と橋下氏も都議選に消極的で、都議選告示直後に訪米の予定が入っている。

 立候補者も苦しむ。日野市から出る佐々木理江氏は4月、駅頭に約2時間立ったが、チラシは減らない。「改革の党というより、右寄りに変わったとみられている」。別の立候補予定者は「こんなはずじゃなかった」とぼやく。

朝日新聞 2013年5月12日付2面掲載記事より)


「維新の怪」は、別に「元は『改革の党』だったのに、石原慎太郎と組んで右寄りに変わった」わけでもなんでもなく、石原が加わる前からずっと極右政党なのであって、そもそも橋下は大阪府知事選に立候補する前から核武装論をブチ上げていた人間だ。それが石原と組んだことによってやっと誰の目にも明らかになっただけの話である。候補者たちも、わざわざ維新の怪公認で立候補したからにはそんなことは百も承知だったはずだ。今頃になって彼らが泣き言を口にしたって自業自得である。間違っても彼らに同情してはならない。

それにしても笑ったのは、橋下が都議選告示直後に訪米して都議選の話題から逃げるらしいことだ。いかにも変わり身の早い橋下らしい。

なお、維新の怪が都議選で勝てないと私が確信する大きな理由の一つは、維新の怪が大阪発症、もとい発祥だからだ。名古屋発症もとい発祥の「減税日本」に勢いがあった一昨年(2011年)の東京都各区の区議選に「減税日本」が進出してきたが、どの区でも軒並み大敗したのである。東京と東海以西との間には越えられない壁があって、大阪や名古屋発の勢力はなかなか東京には浸透できない。東京に浸透しているのはせいぜいお笑いタレントとプロ野球阪神タイガースの人気くらいのものである。日本維新の怪は昨年の衆院選でも東京では小選挙区で当選ゼロだった。それなのに都議選に日本維新の怪公認で出馬して当選しようなどとは虫が良すぎるのである。