あえてその当日には記事にしなかったが、3月は10日に東京大空襲、11日に東日本大震災と、東日本に関する人災及び天災の記念日が続く。(奈良の東大寺のお水取りならぬ)これらの日が過ぎると春が来る、と言うと怒られるかもしれないが。で、東京大空襲の日に、安倍晋三が偽善行為をやらかした。
http://www.asahi.com/articles/ASH3B32KZH3BULFA00G.html
安倍首相、東京大空襲法要に出席 「過去に謙虚に」
米軍による東京大空襲から70年の10日午前、東京都墨田区の都慰霊堂で、大空襲や関東大震災の犠牲者を追悼する「春季慰霊大法要」(都慰霊協会主催)があった。安倍晋三首相が歴代首相として初めて出席し、「過去に謙虚に向かい合い、悲惨な戦争の教訓を深く胸に刻み、世界の恒久平和のために貢献していく」と追悼の言葉を述べた。慰霊堂には、戦災で犠牲になった約10万5千人の遺骨が納められている。首相は「度重なる国難を乗り越えてきた先人たちにならい、私たちも明日を生きる世代のために手をたずさえ前を向いて歩むことを誓う」と語った。舛添要一都知事は「今日の平和を次の世代に引き継いでいく責務を果たす」と述べた。
法要には約600人が参加した。秋篠宮ご夫妻の焼香に続き、遺族や各地区の代表が祭壇に手を合わせ追悼した。
(朝日新聞デジタル 2015年3月10日11時58分)
以前、橋下徹が「戦争が悪い」と言った時に、それに「共感した」と感激していたおめでたい「リベラル」のブログ記事があった。その時、「戦争が悪い」と口で言うだけなら安倍晋三だって言うに違いないとバカにして書いたが、その実例といえよう。
現実に戦争をやろうとしている安倍晋三が、心にもないことを言うなよと腹が立ったが、言うだけなら誰にでもできるのである。