kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

辛坊治郎、「ヘリで上空から現場の様子を視察した」だけで「ここで反対している人たちで、沖縄県の地元の人たちは少ない」と断言(呆)

下記は例によって「きまぐれな日々」にいただいた鍵コメ情報。

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/67707
土人」って何? 宇宙人? 沖縄の若者の実感は


インターネット上では数年前から「米軍基地で収入を得ながら、お金ほしさに基地に反対する沖縄の人」を指して、「沖縄土人」との言葉が飛び交い始めたとみられる。基地を原発に置き換え、「福島土人」との言葉も氾濫している。高江に足を運んだ友人から、抗議している大半が沖縄県民だと聞いた。だが「お金をもらったり、中国から来た『プロ市民』だと誤って認識している人が、本土には多い」と語る。

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/67659
百田尚樹 「反対派の連中もひどい言葉を吐いている。マスコミはそっちをまったく問題にしないのはなぜか」

http://news.livedoor.com/article/detail/12180524/
辛坊治郎氏 「土人」発言されたヘリパッド移設反対派の活動に疑問「問題がある」


20日放送の「朝生ワイド す・まん!」(読売テレビ)で、辛坊氏は実際に現場の高江を訪れたことを明かす。17日に、ヘリコプターで上空から現場の様子を視察したというのだ。そして視察の感想として「ここで反対している人たちで、沖縄県の地元の人たちは少ない」「ほとんど大阪から行ってる人とか」
『「早く作ってくれ』って人が圧倒的に多い」と、沖縄県民の大半が移転を望んでいる
と意見し、「ここの反対派に関して言うとちょっと問題がある」「何で反対してるのか、実際見に行くとわけわかんない」
「基地返還を阻止したいんじゃないの?って感じが。現地に行っての印象ですけどね」

百田尚樹らが論外であるのはもちろんだが、特にひどいのはこのウェブ日記の天敵中の天敵ともいうべき「辛坊治郎」だ。

辛坊は、「ヘリコプターで上空から現場の様子を視察した」ことをもって、「実際に現場の高江を訪れた」と抜かす。これだけでも噴飯ものだが、「視察」の感想として

「ここで反対している人たちで、沖縄県の地元の人たちは少ない」
「ほとんど大阪から行ってる人とか」
「『早く作ってくれ』って人が圧倒的に多い」

と、「沖縄県民の大半が移転を望んでいる」と意見した、という。

この記事を読むと、辛坊は単に「ヘリで上空から眺めた」だけで、上記引用部分の結論を引き出したように読める。また、仮に辛坊が現地に降り立っていたとしても、いかなるサンプル調査をもって上記のように断言するのかは全く不明だ。

辛坊は持論のヘイトスピーチを開陳したいだけだったと評しても過言ではあるまい。

また、毎度のことではあるがこのような辛坊のヘイトスピーチを垂れ流す読売テレビは、もはや社会悪以外のなにものでもないというべきだろう。