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陸上幕僚長、引責辞任へ 南スーダンPKO日報問題(朝日)

朝日新聞(7/27)の一面トップ記事。

http://www.asahi.com/articles/ASK7W03SSK7VUTIL06C.html

陸上幕僚長引責辞任へ 南スーダンPKO日報問題
土居貴輝
2017年7月27日01時05分

 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊部隊が作った日報をめぐる問題で、陸自トップの岡部俊哉陸上幕僚長引責辞任する意向を固め、稲田朋美防衛相に伝えた。複数の政府関係者が明らかにした。

 政府関係者によると、岡部氏から「情報公開請求への対応や陸自内に日報の電子データが保管されていた問題の監督責任をとって辞職したい」と申し出があり、稲田氏も認める方向で、後任の調整に入った。

 陸自の日報問題をめぐっては、防衛省は28日にも特別防衛監察の結果の公表とあわせ、関係者の処分も発表する方針。調査結果には岡部氏の関与も盛り込まれる見通し。一方、岡部氏は処分内容にかかわらず、稲田氏に辞任する意向を伝えている。

 防衛省は8月上旬の発令を予定しているが、自民、民進両党は、日報をめぐる防衛省の特別防衛監察の結果の公表後、この問題に関する閉会中審査の実施で合意している。閉会中審査の日程によっては、発令の日程が変わる可能性もある。

 岡部氏は陸自北部方面総監を経て、昨年7月に陸幕長に就任。自衛隊制服組トップの河野克俊統合幕僚長の後任の統幕長の有力候補だった。(土居貴輝)

朝日新聞デジタルより)


ついに陸自トップが詰め腹を切らされた。これで政治家(安倍晋三稲田朋美)がお咎めなしでは制服組の不満はたまる一方だろう。

しかし、私見ではこの陸自PKO日報問題の主犯は疑いなく安倍晋三である。常識的な志向を行えばその結論にしか達し得ないはずだと私は確信するが、今朝公開された某都会保守のブログ記事を見ると、

 いずれにせよ、稲田大臣の責任は重いと言っていいだろう。(ーー) <安倍首相が絡んでいた場合も、しかり。(++)>

と、どことなく軽い調子で片付けていた。まあ去年には稲田が頼りないと誹謗するビラを作った自衛艦と同じ立場に立って稲田を笑うとともに、あろうことか小池百合子を「りりしかった」などと書いた(翼賛した)御仁だから初めから程度は知れているが、反安倍のブログを毎日書いている人間でもこの程度の認識なのかと改めてがっくりくる。

文民統制シビリアンコントロール)をしっかり行うためには、野党や自民党内反主流派・非主流派が全く頼りにならない以上、主権者国民が安倍政権総辞職に追い込む強い圧力を忍耐強くかけ続けるしかない。このことは昨日も書いたが、いくら強調しても強調しすぎることはない。だから何度でも繰り返して書く。