昨夜、東京都東部にある近所のスーパーに行ったが、トイレットペーパーの棚がすっからかんだったし、惣菜コーナーの弁当、食パン、それにレトルトカレーのうち価格100円未満の安い品はことごとく完売だった。
2011年3月に似たような光景があった。
だが、あの時は突然の大災害と原発事故によるものだった。
今回は、最初に中国の習近平、その少し後には日本の安倍晋三が、持ち前の隠蔽志向を押し殺して勇気を持って事実を公表し、適切な対策をとっていたらここまでの状況には至らなかったのではないか。私は、人災を通り越して、習や安倍らによる「権力犯罪」にほかならないと認定している。日中韓のほか、おそらく北朝鮮でもひどい事態になっているのではないかと疑われるが、かの国では隠蔽の度が周辺諸国の比ではないので、実情はなかなかわからない。しかし、北朝鮮以外で一番情報隠しがひどい国は、中国以上に日本ではないだろうか。なにしろ、検査について極端に消極的だったので、感染者数の実態がわからないのだ。既に、万単位だろう、いやもっといってる、十万単位だろう、などとの声も聞かれる。
これまで、岩田明子を宣伝役とするNHKや読売新聞などによる、安倍晋三に関する嘘宣伝を真に受けていた人も、ようやく安倍の正体に気づき始めたようだ。
今日、職場で異変が起きた。
— 犬飼淳 / Jun Inukai (@jun21101016) 2020年2月28日
モリカケも桜も関心が無く、「え? 安倍さんって実行力があって、世界のリーダーからも頼られて、実力のある政治家なんでしょ?」と言っていた子育て世代の同僚たち。
次々と「安倍って、何も考えてないし、実はただの馬鹿だよね?」と、怒り狂いながら気付き始めた。
そういえば、昨夜、Twitterの「トレンド」の最頻出タグは「#安倍はやめろ」だった。
トイレットペーパーがスーパーから消えた、といえば、私のような年寄りは、半世紀近く前の小学生時代に経験した第1次石油ショックの頃を思い出す。あれは1973年で、翌74年度の日本経済は、それまでの約20年間の高度経済成長が嘘のようなマイナス成長に転落した。
現在第4四半期の2019年度がどうなるかはわからないが、2020年度の日本経済もマイナス成長となることは避けられないだろう。
ここ数年はあまり言わなくなったが、政権返り咲き後の7年あまりのうち前半期において安倍政権がしきりに誇っていたのは経済政策だった。その日本経済が間違いなく決定的なダメージを受ける。
安倍晋三がこれ以上政権の座にしがみつけばしがみつくほど、国内外からの安倍に対する風当たりは強くなる。下手をしたら、安倍晋三・昭恵夫妻は1989年ルーマニアのチャウシェスク大統領夫妻の二の舞になる。
もう潮時だろう。安倍内閣は1日も早く総辞職し、危機対応のための暫定政権を立ち上げなければならない。