kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

安倍晋三の悪あがき空しく、新型ウイルス性肺炎の全世界的流行で東京五輪開催は不可能では

 昨日(2/29)もスーパーにトイレットペーパーはなかった。全国どこでも同じらしい。

 

sumita-m.hatenadiary.com

 

 以下、上記リンクの記事より。

  

このデマの感染は既に熊本を越えて広がっていると思われるので、「不織布」と「再生紙」の違いということはしつこいくらい拡散させる必要があると思う。ひとつの〈抗ウィルス剤〉として。
熊本地震」の記憶が尾を引いているというのは当然のことだろうけど、およそ半世紀前の「オイルショック」の記憶もいまだに活性を保っているのだった。

 

出典:https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/02/28/114157

 

 1973年のトイレットペーパー騒ぎは、確かまず大阪で起きたんだったよなあと思って調べてみたらその通りで、「トイレットペーパー 1973 大阪」でググったら、47年前の大阪のスーパーのモノクロ写真と、一昨日や昨日のスーパーのカラー写真が並べて表示された。読者の皆様もお試しされては。

 私は当時大阪府民ではなかったが阪神間の住民だったので、結構な大騒ぎになった記憶が今も鮮明だ。

 あの当時のトイレットペーパー不足もデマだったが、今回はさらに「トイレットペーパーからマスクを作る」などというトンデモがトイレットペーパーを引き起こしたとのこと。今朝のサンデーモーニングを見たら、デマだとわかっている人たちまでトイレットペーパー確保に走ったとのことだから、もはや「不織布と再生紙の違い」を人々に説く段階は過ぎているかもしれない。

 サンモニでは、イタリアのスーパーでパスタがないと叫んでいる男性の買い物客が映し出されていた。新型コロナウイルスは東アジア系の人が多いアメリカのカリフォルニア州でも流行の兆しを見せているようで、金曜日のNYダウ暴落は安倍晋三が明らかに冷静さを失って独断で出した「一斉休校要請」*1よりも、アメリカ自体の経済が危なくなっている状況を反映していると考えるのが自然だろう。

 

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 以下、上記リンクの記事より。

 

今回の新型コロナウィルス騒動は、日本とか中国とかいった個別の国民経済(市場)のみならず、世界経済それ自体の収縮を帰結するんじゃないかと危惧しているのだけど、専門家の見解はどうなのだろうか。

 

出典:https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/02/29/113807

 

 サンモニが映し出したイタリアやアメリカの画像を見ると、確かに「世界経済それ自体の収縮」になりそうな気がします。

 これまでの経済学のさまざまな理論が、今後起きる現象によって検証される。世界史上の大きな転換点にさしかかっているとの感を強めました。

 

 文体を常体に戻す。安倍晋三が必死になっているのは、明らかに東京五輪を無事に開催させたい一心からであって、政権がこれまで検査に極端に不熱心だったのはその反映だろう。それ以外に考えられない。

 しかし、仮に安倍晋三の目論見が当たって、日本の感染者数や死者数を実際よりも少なく見せかけることが成功し続けたとしても、東京五輪は開催できないのではないか。

 というのは、選手を送り出す側の国々にもまた新型コロナウイルスが蔓延して、選手を送り出すことができなくなる可能性がかなり高いからだ。

 ちょうど1世紀前に大流行した「スペイン風邪」は1918年に流行が始まり、終息したのは1920年だったという。東京五輪は、1年延期どころか完全スキップになるのではないか。私の意見は、アメリカのテレビ局の勝手な都合で真夏に開催時期が事実上固定されている五輪を日本で開催する意味などないから、2020年は五輪不開催で良いと思う。イギリスは代替開催したがっているようだが、たぶんイギリスにも新型コロナウイルスによる肺炎が流行して開催できなくなるだろう。

 

 最後に安倍晋三について。

 

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 私も、前の記事にも書いた通り見てません。

 「ネットでの反応を見る限り、わざわざ視る必要はなかった」というのも同感ですが、NHKでは例によって「イタコ」こと岩田明子*2が視聴者を洗脳しようとしていたらしいですから、世論調査の結果がどうなるか、気になるところです。

 

 再び常体に戻すと、サンモニでは日本での検査数の少なさが批判されていた。元来ゴリゴリの保守派である(それは今も同じだろう)大宅映子が最近ではすっかり安倍批判派になっていて、なぜ検査数が少ないのかと怒っていた。

 これに尽きる。

 13年前には安倍晋三を批判するのに「KY」(空気を読めない)という言葉が使われたが、今では「やってる感」、つまり何もやっていないのにやっているかのように見せかけているという意味の言葉が使われており、番組でも青木理が使っていたが、安倍は一方で「やってる感」の演出の必要性に迫られる一方、4年前にリオ五輪閉幕式向けの動画でスーパーマリオを演じて見せた五輪への妄執から離れがたいために感染者数や死者数を過少に見せかけたい強い欲求に突き上げられている。つまり、ベクトルの向きが正反対の2つの力が安倍に働いているために、安倍の言動が支離滅裂、滅茶苦茶になっている。だから朝令暮改が繰り返され、日本社会の大混乱を招いている。

 1960年の岸信介政権終焉は私が生まれる前のことなのでリアルタイムでは知らないが、岸信介による自衛隊の治安出動を当時の防衛庁長官赤城宗徳が拒否するなど、閣内からも反対を受けるようになった岸が、結局退陣に追い込まれた。

 それから60年。あの年と干支が完全に一致する。前年にプロ野球の読売がホークスに4タテされたのも同じだ*3。今年を、長く続いた悪夢の安倍政権が終わりを告げる年にしなければならない。

*1:安倍晋三は「休業」と発音した。普段から政権批判色が比較的強いTBSのテロップにも「休業」と書かれていた。

*2:「いわたあきこ」の6文字から3文字をとると「イタコ」になる。

*3:その伝で、今年はベイスターズの日本一(いわゆる「横浜優勝」)ではないかと思っていたが、プロ野球公式戦自体が行われないかもしれない。