kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「最近れいわ新選組に知恵つけてるの誰なのか真剣に知りたい。」(じゅんちゃん氏のツイートより)

 現在の日本は生産年齢人口の急減による「人口オーナス」期にあるので、何もしなければ日本経済が世界に占める地位がどんどん低下していくことは当たり前だ。また、現在の参院選で多くの政党が当然視している軍事費比率の劇的拡大など、本当にそんなことをやったら福祉・社会保障が手薄になって悲惨な目に遭うことは必定だ。

 今後の日本に待ち構える困難は、未曾有の危機と言っても過言ではない。1945年の敗戦時との違いは、当時は高年齢層を多く抱えていたわけではなかったことだ。

 このような難局には、できるだけ多くの知恵の結集が必要だというのが私のずっと変わらない持論だ。今後の日本では、権威主義的な組織のあり方はもはや通用しない。

 年寄りは早く死ねといわんばかりの維新(大阪維新の会日本維新の会)やたかまつなならが論外であることは当然だが、知恵の結集を疎外するという観点からは、党首独裁の極限的な政党である×××新選組はもちろんのこと、共産党民主集中制ももはや限界に達しているといえる。

 維新とたかまつらは前述の通り論外なのでパスし、新選組に関する「じゅんちゃん」氏のツイートをリンクする。

 

 

 

 上記池戸万作のツイートは答えになっていない。「究極的には山本太郎一人が決めている」ことは誰の目にも明らかだが、「じゅんちゃん」氏が言うのは、山本に入れ知恵しているのが誰かということだろう。具体例を挙げると、大石晃子が下記ツイートでほざいた「ロシア分割の利益を狙う者たち」というフレーズを愛用して、それを山本に吹き込んだのは誰かということだ。

 

 

 もちろん安全保障や外交に関する話だけではない。経済政策は特に山本がいろんな人たちから大きな影響を受けている分野だ。過去には植草一秀、日本経済復活の会(小野盛司)、それに松尾匡らから多大な影響を受けているが、植草と小野と松尾ではそれぞれ経済思想が全く異なる。山本はその時その時に気に入った論者の言葉をつまみ食いしているに違いないと私は考えている。何が「山本太郎さんは賢いから間違わない」だよ。なぜそんな妄想を抱く人間が続出するんだろうか。

 

 共産党については、同党が採用している「民主集中制」の問題について、中北浩爾著『日本共産党』(中公新書, 2022)を引用しながら論じる文章を書き始めたが、本からの引用部分が多く、かつ長くなり始めたので、独立した記事、というより先週から読書ブログ向けの連載記事として書き始めていた同書に関する記事の連載第1回として別途公開することにした*1

 従って、本記事は×××新選組に対する、比較的短い批判記事になった次第。

*1:当初連載第1回として書き始めていた記事を第2回に回した。