kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

これから立憲民主党や野党がやらねばならないことは、非常に逆説的だけど「投票率が上がっても勝てるように、支持を高めること」だよ。(堀新氏のX)

 また東京15区補選の話。

 

 

 まあ快勝ではあったよね。でも、接戦じゃなかったのに各方面にやいのやいのと言われてるし、味方側の意見にも納得できないものが少なくない。

 ただ、間違いなく次の戦いにもつながる。というより今回の補選に勝てないようなら本選では絶対に勝てないところだったというべきだろうけど。

 上記はゼロ打ち直後に発信されたXのようだが、下記のネガコメがついていた。

 

 

 これは開票速報がそんなに進んでない段階でポストされたXじゃないかな。酒井候補の得票数は4万9千票台だから、投票率58.73%だった前回衆院選での金沢結衣候補の得票数は余裕で超えた。仮に得票数を投票率で比例計算で補正すると、前回の井戸まさえ候補の得票も超えたことになるが、比例計算が妥当かどうかはわからないので断定はできない。残念ながら前回の柿沢未途と戦って勝てたとは思えない。

 でもまあ「勝ったという事実で世論の方を変えたい」というのはその通りで、だからこそこの補選には絶対に勝たなければならなかった。勝てて本当に良かった。

 

 

 まあこれはその通りだ。

 

 

 これも本当にそうだ。今の立民や野党は「投票率が上がっても勝てるほど」支持が高まっているとは到底いえないと思う。だからこそ、私は「投票率なんて上がらなくて良い」と思っていた。今回の補選での私みたいに力み返っている有権者なんてほとんどいないことくらい、周りを見ればすぐわかるから、酒井候補が勝つためには投票率が低い方が良いと本気で思っていた。

 2008年とか2009年はそうじゃなかった。もっとも、09年衆院選での民主党や05年衆院選での自民党みたいなバブル的圧勝が望ましいとは私は決して思わないのだけれど。

 

 

 現状だと投票率が上がると立民は不利になるだろうね。公明や共産は昔からそうだけれども、今の立民も前記2党に似たタイプの政党になりつつあると思う。外部から見るとずいぶん敷居が高い。そして支持者同士の議論も活発とは思えず、同調圧力ばかりが強い印象がある。これでは「野党を支持してない人が支持してくれる」政党にはなれない。