維新に離党届を出した「東京15区支部長」金澤結衣は、そのことを明らかにした下記Xでは、いちおう自民党などの他党入りを否定している。
【ご報告】
— 金澤 ゆい 東京15区(江東区) (@kanazawa_yui) 2024年9月13日
日頃より大変お世話になっております。
この度、日本維新の会を離党する決意をいたしました。
これまで私を育てていただいた日本維新の会の先輩や同僚、党員の皆さまをはじめ ご支援いただいたすべての方々に心から感謝申し上げます。… pic.twitter.com/fHSsAEaPoU
埋め込みリンクに反映されない箇所に、金澤は次のように書いている。
他党の公認を得た、公募を出したなどの噂が出ておりますが、公認も得てないですし、公募も出しておりません。
だが、金澤がこう書いたからと言って、下記のようにみるのはいささか甘いと思う。
これは金澤ゆいさん今の選挙区で無所属出馬ですね
— カタコト明明🍥(メェメ)🍥 (@yoyaMACD) 2024年9月13日
(自民党公認や推薦は、少なくとも今回はないと思う) https://t.co/0Ij3nM0EGl
自民党から出馬するのに、必ずしも公募に応じる必要はない。自民党からアプローチがあれば良いのだし、仮に金澤が上記Xをポストしたあとに公募に応じたとしても、Xに嘘を書いたことにはならない(自民党の公募は17日まで行われている)。
そして、何よりも自らのサイトやXアカウントから「維新」の2文字を消した意味は非常に大きい。金澤が真に自立した、自分の足だけで立てるほどの政治家であればあり得なくもないが、私はそうはみていない。
そう、金澤は、政党の公認や推薦なしで勝てるほど「強い候補」ではない。
上記「カタコト明明」氏のポストへの反応より。
須藤元気氏に負けて、無所属ならワンチャンあると考えたのかな?
— 神奈川一区民 (@tady470522gmai1) 2024年9月14日
須藤元気には唯一の「江東区出身」のメリットと、下町に似合う庶民性がある。そのどちらの要件も金澤は欠いている。
須藤元気は何やってるんだろう😅
— tamaいちから立て直し中💫 (@tama93713525) 2024年9月14日
須藤は地道に活動している。補選直後に南砂町の商店街で補選の時と同じ襷を着用してチャリを漕ぐ須藤と出くわしたことがある*1。ポスターなどもそれなりに貼っていて、立民現職の酒井菜摘と比較しても、むしろ須藤のポスターの方が目立つくらいだ。
須藤こそ本当の無所属で、(総)支部長が党から支給も当然ながら受けようがないから、その点だけは評価できる。ただ、須藤も自民党入りすれば高い確率で当選できる人物でもある。先の補選でも自民党支持層からかなりの票を得ていた。潜在的な得票力は、むろん金沢を上回る。裏を返せば、自民党から(金澤だか他の人だかは知らないが)公認候補が出れば、先の補選にように2位に食い込む離れ技を再現することは全くできない。だから、須藤もまた自民党の毒牙にかかる可能性が消え失せたわけではない。自民党(の中央)はそのあたりを冷徹に計算しているものと推測される。
金澤さん、るるさん、にゃーわかさん、支えてきた人達は必ずいるわけで、ただ、金澤さん、るるさん、は
— なんで🤦ちゃん🍡 (@88Feeling) 2024年9月14日
とても気の毒な面あるわけで、、、
となると、予告せず、バッサリ、社員達が関わってきたHPを閉鎖し、
"真逆の立ち位置"に立てる、にゃーわかさんは、1歩抜きん出ていますw
補選で金澤が馬場伸幸や音喜多駿に足を引っ張られたのは確かだから金澤には「気の毒な面」も少しはある。
しかし、今井瑠々に「気の毒な面」なんかいったいどこにあるのだろうか。
今井るる高市の会議に出てるって...。
— ホワイトハウス (@virnus2) 2024年9月14日
結局ヤツにとってどこの党にいれば一番当選し易いかでしかなかったという話
つくづくまのさんが総支部長になってくれて良かった。
結局、今井も金澤と同じで極右や新自由主義に平気でなびく人間だったということだ。金澤はまだ先日まで新自由主義政党に属していて、Xのプロフィールにも「頑張っている人が報われる社会」というネオリベ人士の決め台詞を使って旗幟を鮮明にしている分だけ、猫を被りまくっていた今井より正直な分救いがあるくらいだ。少なくともネオリベという点では人を騙そうとはしていなかったということだから。
えっ!!選対会議の事ですか?
— 伊藤委員長🍙 9/7-23 立憲代表選✨️ (@koukyuu39heiwa) 2024年9月14日
野田聖子さんの会議なら分かりますが。