kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

今一番必要なのは「危機感」ではないか?

このところの「きっこの日記」からは、ただならぬ危機感を感じる。きっこさんが耐震強度偽装事件やライブドア事件に絡んだ野口英昭さん怪死事件を追及していた頃にさえ、ここまで切迫した印象は受けなかった。
何度も書くように、「きっこの日記」は、急激な進歩・発展を遂げている。8月6日、9日、15日の「戦争三部作」(と勝手に名づけている)はその白眉ともいえ、その第1回である8月6日の「きっこの日記」に触発された同日付の美爾依さんの「カナダde日本語」が、8月9日の第2回に紹介されたのは、AbEndにとっても大変な快挙だったと思う。
その「きっこの日記」のここへきての危機感の高まりはどうだろう。まさに目と鼻の先まで迫ってきた憲法の危機、平和の危機、そして戦争の脅威を感じる。
きっこの日記」とは対照的に、AbEndに多大な脅威を与えた某有名ブログだが、しばらく怖くて開けなかったこのブログをしばらくぶりで読み、中には優れた記事もあると感じた。いや、ここ数日は優れた記事が増えているとさえ思える。あの頃の記事は、相変わらず開く気になれないが、迷妄にとらわれていない時には、優れた記事が書ける人なのだろう。同様に思う人が多いからなのか、あるいは安倍晋三自民党総裁選に当選した直後のせいなのか、このブログのアクセス数は少し回復していて、ほとんどつかなくなっていたTB(というより、管理人氏がほとんど削除していたのだろうが)も、最近には珍しく何件かついているようだ。そこに感じられるのも、やはり深刻な危機感だ。間違ってもAbEndと共闘することなどあり得ないブログだが、学べるものは学びたいものだと思う。
実は、今がもっとも重要な時期なのではないだろうか。政権初期に出鼻を挫けば、あとの展開に大いに有利になる。逆に、勝負は10か月も先だなどと悠長に構えていると、いざ選挙戦の季節になると、またぞろ田原総一朗岸井成格みのもんたらが安倍の宣伝部隊と化し、そうなった時には誰ももうそれに抗うことはできない。あの2005年9月の悪夢を繰り返してはならない。
政権初期に、可能な限り大きなダメージを安倍に与えることが求められていると思う。当ブログのような規模では、とても単独ではなし得ないことだが、多くの方に危機感をお伝えすることで、社会全体に危機感を増幅することができれば、と思う。