kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

サンディエゴ・パドレスは負けたが

サンディエゴ・パドレスは負けてしまった。まあナ・リーグ西地区はドジャースといいパドレスといいプレーオフには弱いから仕方がない。両チーム揃ってプレーオフ地区シリーズで3連敗したこともあった。
今日、中日ドラゴンズセ・リーグで優勝したが、延長にもつれ込んだその試合の終わりの方を、テレビ(NHK-BS)で見た。延長12回に福留が勝ち越しタイムリーを打ったシーンを見て、今年春、サンディエゴで行われたWBCの決勝トーナメント、準決勝の韓国戦で彼が決勝2ランを打ったことを思い出した。思えば、あの時監督をやっていた王貞治率いるソフトバンクホークスも、王監督は病に倒れたが、チームはプレーオフ第一ステージを突破した。スポーツニュースで松中の奮闘を見て、彼がWBC二塁打を打ってベースを拳で叩いた場面を思い出したばかりであった。
かつてプロ野球は巨人を中心にして大衆的な人気があったし、サッカーのJリーグも一時人気があったが、個人的にいうと、野球にせよサッカーにせよ、普段のリーグ戦を見る気にはほとんどならなくなっている。サッカーのW杯や、プロ野球でリーグ優勝を決める試合、それにポストシーズンの試合になると、かつての熱狂が甦るが、ふだんの巨人戦中継ごときで、マスコミのお仕着せの宣伝に乗せられることは、もはやないだろう。選択肢が多様化し、ファンの目も肥えてきたのである。
このオフ、西武の松坂や阪神の井川らが、メジャー移籍を希望しているといわれている。日本プロ野球にとっては損失だろうが、ナベツネ市場原理主義を声高に叫んでいたことの必然的帰結だとしか私には思えない(ナベツネは、日本経済全般に関しては反新自由主義なのだが、ことプロ野球の話になると新自由主義者に豹変するw)。もし自分が松坂や井川の立場だったら、彼らと同じ希望を持つだろうと、私は思う。