日本ハムファイターズと福岡ダイエーホークスのパ・リーグプレーオフ第2ステージが始まった。今回は首位でレギュラーシーズンを終えた日本ハムに1勝のアドバンテージが与えられている。
しかし、この方式を私は好まない。昨年までの、すべて首位チームの本拠地で戦われる方式も好まない。やはり、プレーオフは、ホームアンドアウェーのフェアな条件下で行われるべきだと思う。
同一リーグの1位、2位、3位で優勝決定戦をやるということ自体に、そもそも無理がある。来年からセ・リーグもプレーオフを実施するそうだが、今年の場合に当てはめると、80勝を超えて首位中日に肉迫した2位阪神と、その阪神から10ゲーム以上も引き離された3位ヤクルトが第1ステージを戦うことになる。これでヤクルトが勝ったりしたら、甲子園球場で暴動が起きるだろう（笑）。
どうしてもプレーオフをやりたいなら、12球団総当たりの一リーグ制にした上で、4球団ずつを3地区に分け、地区優勝を競わせる。そして、残り9球団のうち最高勝率のチームを、ワイルドカードでプレーオフ出場権を与える。ＭＬＢの猿真似だが、ポストシーズンの試合数を増やすなら、こんな方法か、あるいは両リーグとも前後期制にでもするしかないと思う。
いずれにしても、アドバンテージなしのホームアンドアウェーで争われなければ、ポストシーズンのゲームは素直に楽しめない。
