kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

プロ野球セ・リーグ、全球団が勝率5割切る/ヤクルト、「借金1」の首位(苦笑)

プロ野球セ・リーグで昨日首位に立ったヤクルトがマツダスタジアムで広島相手に1回裏にいきなり先発の古野が5失点し、そのまま7対1で完敗したが、DeNA戦にエースのメッセンジャーを立てて必勝を期した2位阪神も、8回表まで3対0とリードしながら8回裏にエラーをきっかけに1点を返されると、9回裏にリリーフエースの呉昇桓がDeNA打線にメッタ打ちされて4対3で逆転サヨナラ負けを喫した。

この結果、セ・リーグの全球団が勝率5割を切り、首位ヤクルト、2位阪神が借金1、3位読売、4位DeNA、5位広島が借金2と、5球団が0.5ゲーム差にひしめく、レベルの低い空前の大混戦となった。借金9の最下位中日も首位ヤクルトとわずか4ゲーム差である。

リーグの全球団が勝率5割を切ったのはもちろんプロ野球始まって以来である。もしパ・リーグも混戦だったら、パの全球団が勝率5割以上で、セの全球団が勝率5割未満という事態もあり得た。もちろん交流戦セ・リーグパ・リーグに惨敗したことがこの事態の一因である。

既に2010年に、交流戦でパのチームが1位から6位、セのチームが7位から12位を占める事態が起きている。この年の6月7日には、同じ日にヤクルトと広島がそれぞれの本拠地でロッテとオリックスを相手に1イニング連続打者安打(10打席連続安打)のプロ野球記録を作られるという珍事も起きている。この記録は未だに破られていない。

そして、今年は2005年及び06年当時と比べて交流戦の試合数を半減した(各カード6試合ずつから3試合ずつへ)にもかかわらず、交流戦でここまでの大差がついた。

これはもう、読売という腐った球団に勝たせるために存在しているとしか思えないセ・リーグという腐ったリーグの体質の限界がはっきり表れていると考えるほかない。

もはやプロ野球の2リーグ制に意味はない。早いところ、1リーグ制へ再編した方が良いのではないか。かつてナベツネが企んだような球団数削減は不要だと考えるが。