安倍が、日本の核保有の可能性を明確に否定した。安倍の思惑はどうあれ、言質が取れた形だから、歓迎すべきことだ（笑）。
ところで、今朝の朝日新聞社説「ニュー安倍 君子豹変ですか」。
http://www.asahi.com/paper/editorial20061012.html#syasetu2
以下引用する。
（前略）
安倍さんは国会答弁で「私が今まで述べてきたこととの関係で批判はあるだろう。甘んじて受ける」と軌道修正を認めました。残念なのは、あれほどこだわってきた持論をなぜ変えたのか、その説明が足りないことです。
総裁選では党員向けに右寄りの発言をし、首相になると一転、ソフト路線で支持率を上げ、参院選を乗り切る。地金を出すのは政権が安定してから……。そんな邪推をする人も出てきそうです。
「闘う政治家」を目指す安倍さんですから、よもやそんな姑息（こそく）な戦術を取るとは思えません。持論を変えた理由を一度、国民にきちんと説明してはいかがでしょう。安倍さんに一票を投じた党員たちも聞きたいのではないでしょうか。
（後略）
（「朝日新聞」2006年10月12日付社説「ニュー安倍 君子豹変ですか」より）
まあ安倍に対する皮肉であることはわかるのだが、「邪推をする人も出てきそうです」には参った。だって、これは私が常々安倍の作戦だと主張していることだからだ（まあ私だけじゃなくて、みんな言ってることだけど）。だから、天下の朝日新聞社説に「邪推」と書かれたことになる（笑）。
「姑息」も何も、安倍だったら恥も外聞もなく、なんでもやると思うよ（笑）。
