kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

安倍の講談社への「通告書」の下品さには呆れた!

「きまぐれな日々」に下記記事を公開した。
きまぐれな日々 安倍晋三が講談社に「取材拒否」

上記記事でも引用した、安倍晋三講談社野間佐和子社長宛の「通告書」を紹介した「週刊現代」11月18日号の囲み記事を、ここでも引用する。

 10月28日、野間佐和子・弊社(筆者注:講談社代表取締役の自宅に奇妙な手紙が届いた。差出人は「衆議院議員安倍晋三事務所。」開封すると、「通告書」と書かれたA4の紙2枚が入っていた。まさか一国の首相から個人宅にこのような非常識な手紙が届くとは思わないので、怪文書と疑っても当然だ。
週刊現代』では、10月21日号から3週にわたって、『危険な総理の"媚朝外交"』を特集してきた。それは、「拉致の安倍」と勇名を轟かせた安倍首相が、実は拉致問題など無きがごとく、水面下で北朝鮮と裏交渉を続けてきたこと、希代の詐欺師である韓国人を「外交顧問」に雇い、国家機密を韓国政府に筒抜けにさせていたことなどを含む内容だった。民主党議員が国会で取り上げて質問するなど、波紋は広がっている。
 そんな折に突然届いた首相からの通告書は、次の5項目からなっていた。第1は、なぜかお門違いの朝日新聞に関することだ。第2は、安倍首相が統一教会と深い関係にあることをスッパ抜いた本誌9月30日号の記事を、「一部のブログで取り上げられただけのこと」として逃げている。何人もの弁護士が立ち上がり被害者の会が結成され、社会問題化していることをご存知ないようだ。第3は、本誌の質問に回答しないことを、「メディアとしての資質そのものに疑念がある」からだとすり替えている。第4は、"媚朝外交"の追及を、「くれぐれも北の走狗などと揶揄されぬように」と、自分の"媚朝"ぶりは棚に上げて忠告している。第5は、「今後は貴社の取材は迷惑ですので差し控えさせていただきい」と逃げている。
 まさに、公人としてあるまじき態度である。本誌は引き続き安倍首相の"媚朝外交"を追及していく。
(「週刊現代」2006年11月18日号より)

「きまぐれな日々」では指摘しなかったが、この「通告書」を一読して呆れたのは、その表現の下品さだ。特に、「くれぐれも北の走狗などと揶揄されぬように」などという表現がその代表で、これを書いた安倍事務所の人間の知性の低さには呆れるばかりだ。ご主人さまのレベルによく合っている。