kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

やっとこさ読み終えた本

関岡英之って、世評ほど良いとはあまり思えないんだけど。特にこの「奪われる日本」は、反新自由主義は良いとしても、政治思想的にはゴリゴリの右翼なので、かなり読むのに抵抗があった。「わしズム」初出の文章まであったし。前の「拒否できない日本」(文春新書、2004年)の方がずっと良かった。
但し、第1章「郵政」だけは良かった。これは、「文藝春秋」2005年12月号で読んだ覚えのある文章だけど。