kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

安倍晋三が「反米左翼」に見直される日

佐藤優関岡英之が一時期左派の間でも受けていた。私も、関岡の『拒否できない日本』や佐藤の『国家の罠』を面白いと思って、ブログでも紹介した口だが、彼らは徐々に右派民族主義者の正体を現し始めた。

佐藤は安倍晋三の復活を期待しているし、関岡はもろに平沼赳夫人脈だ。その彼らが、なぜ左派受けしたのか考える必要がある。佐藤はマルクスに詳しくて、関岡は反米だからか?

どうも、「反米」というのはかなり左派をひきつける要素があるようだ。私には、平沼赳夫にシンパシーを示す左派というのがどうにも理解不能だったのだが、郵政民営化法案に反対した平沼の「反米」の部分に惹かれるのかもしれない。

そういう意味では、アメリカによる北朝鮮のテロ国家指定解除に対して憤り、アメリカを非難していた安倍晋三も今後、「反米左翼」に「見直される」可能性もあるかもしれない。

とにかく彼らの見苦しいところは、陰謀論とでも擬似科学とでも極右とでも何でも結びつくことだ。特に名を秘すが、とある右派民族主義系ブログから張られたリンク集を見ていて頭痛がした。「左右共闘」も何もあったもんじゃない。

ま、現実はそんな方向になんか絶対に進まないから、かかわり合わない方が良いんだろうけど。

ネット左翼版「維新政党・新風」みたいなもんだろう。