kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

愛知・北九州は1勝1敗

接戦といわれた北九州市長選は民主の北橋健治氏が勝ち、現職有利といわれた愛知県知事選は、接戦になったものの、下馬評通り神田真秋氏が3選された。
テレビのコメンテーターは「政府・与党にとってもっとも困った結果」だという。つまり、自民2勝なら「みそぎが済んだ」と開き直れるし、2敗なら柳沢厚労相を切って出直せる。1勝1敗だとこの状態がズルズル続いて、徐々に退潮を余儀なくされるから、というのだ。
朝日新聞の年代別投票先を見ると、若い世代ほど神田氏への投票が少なく、20〜30代がこぞって自民党支持に流れた一昨年の「郵政総選挙」の傾向は、もはや完全に過去のものになった。
創価学会の支援を得ていながら、共産党候補に票を食われた3野党推薦の候補に肉迫された自民党の足腰の弱り方は、半端ではないというのが私の分析だ。