「きっこの日記」(4月21日)経由の情報。
以下引用する。
さて、WSJ紙の会見は、香港の「ウォールストリート・アジア」の論説エディター、メアリー・キッセル記者が行った。
キッセル記者によれば、会見が決まってからというもの、1週間にわたって、日本の外務省から連日、電話が入り、事前に質問事項を出せ、質問は6つにしてくれ、など、注文が続いたという。
おまけに「外務省のさまざまな役人たちが、わたしをSUSHIと、静かな会話に誘った」とか。キッセル記者はまた、こうも書いている。
「(日本政府の)PR軍団は明らかに、会見のことを心配しているのだ。安部首相は先月、第二次大戦下の占領地において、中国人、朝鮮人、その他の国の女性たちの強制売春――いわゆる「慰安婦」問題で何の役割を果たしていなかったと言明して、重大な失態を演じた(彼はその後。誤ったが、メディアの激怒をとめるのには遅すぎた)」と。「スシ接待」でご機嫌をとろうとし、挙句の果てにその「接待攻勢」まで、キッセル記者に書かれてしまった外務省の役人たち……。
これまた歴史的な事実として、記録にとどめなければならない。
「机の上の空 大沼安史の個人新聞」 (2007年4月21日)より
恥さらしもいいところだろう。
なお、記事中の「安部」はもちろん「安倍」の誤変換(コメント欄がないので、ここで指摘しておきます)。