kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

中国地方では野党と自民が互角との情勢分析(中国新聞)

地域・写真ニュース | 中国新聞アルファ

以下引用する。

野党、自民と互角 終盤情勢

 ▽岡山と島根、大接戦 広島は民・自抜け出す

 改選計六議席に対し二十人が争う参院選の中国地方五選挙区で中国新聞社は二十六日、これまでの取材などを基に終盤情勢を探った。改選数二の広島は民主党新人と自民党現職、山口は自民党現職、鳥取民主党新人が優位を保つ。一方、岡山は民主党新人と自民党現職、島根も自民党現職と国民新党新人が大接戦。欠員一を含む改選六議席を独占していた自民、野党の獲得予測議席はいずれも二―四で、野党側が終盤で互角の戦いに持ち込んだ。

 五人が立つ岡山は元県議の民主新人が、自民参院幹事長の現職と激しく競り合う。序盤は先行した自民現職に民主新人が肩を並べ、上回る勢いをみせる。抜きつ抜かれつの接戦は、投票日までもつれ込みそうだ。

 三人が争う島根。自民参院副幹事長の現職と国民新党新人が、横一線の戦いを繰り広げている。自民陣営は、県選出国会議員や地方議員を総動員。国民新新人は「野党共闘」を組む民主、社民党支持層に加え、無党派層にも浸透している。岡山と同じく勝敗の行方が見通せない状況にある。

 三人が立候補した鳥取では、「郵政造反組」の元自民党衆院議員の民主新人が、自民現職を上回る勢いを維持する。逃げ切りを目指す民主陣営に対し、自民側は閣僚や党幹部らの応援を受けて巻き返しを狙う。

 広島は六人の候補のうち、元衆院議員の民主新人と、国家公安委員長・防災担当相の自民現職が抜け出し、当選圏をうかがう。産婦人科医師の無所属新人がこれに続き、会社経営の無所属新人、共産党新人、無所属現職(比例代表)が追う情勢で最終盤を迎える。

 安倍晋三首相の地元の山口では、自民現職が三人による戦いをリードし、民主新人が追い上げを図る。「二大政党」の戦いの中、共産新人は苦戦している。

(2007年7月27日 中国新聞

以下は当ブログ管理人による独断的なコメント。

岡山は姫井候補の名前が先に記載されており、当選が有力か。
広島では自民現職が「当選圏をうかがう」だから、まだ当選確実には至っておらず、3位の無所属新人に逆転の可能性が残されている。
山口は、以前から自民現職が「磐石」と言われてきたが、この記事では「民主新人が追い上げを図る」という表現になっており、やはり逆転の可能性を残す。
鳥取は、元自民党衆院議員の民主党候補でほぼ決まり。
島根は、自民現職がわずかにリードしているようだが、他紙では逆に国民新党新人がわずかにリードしているという分析もあり、実際のところは全くの互角ではないか。