kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

自民党候補が「比例は公明」と言うワケ

参院選は終盤に入り、ますます一人区での自民党民主党の競り合いが激しくなってきている。
ここにきて、自民党の候補が「比例は公明」とアナウンスしているのが目立つが、なぜだろうか。
実はこれは、自民党候補が自民党支持者に対して呼びかけているのではなく、公明党支持者の歓心を買おうとしていることなのだ。
公明党支持者の心をくすぐり、「おっ、比例区ではわが党を応援してくれるのか」と思わせて、自らの議席を獲得しようというコンタンにほかならない。
実際には、自民党支持者が比例区公明党に入れたところで、13議席と予想されている比例区での自民党獲得議席が12議席に減り、7〜8議席と予想されている公明党議席がなんとか8議席を確実にするくらいの効果しかないだろう。
ところが、一人区で公明党の協力が得られれば、自民党は数議席を上積みする可能性がある。
つまり、自民党公明党の1議席をエサに、公明党の力を借りて数議席をブン獲ろうとしているワケだ。
こういうのを、普通は「食いものにする」と表現する。
公明党支持者諸君よ、安倍自民党に食いものにされてうれしいですか?