kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

落としどころは「終身刑創設法案」しかないと思う

厳罰化の流れは必然だ - 道徳教育で日本の社会が変わるまで : 世に倦む日日 が、

死刑廃止論者たちは「厳罰化」を批判する議論で説得力を立て直そうと必死になっている。朝日新聞の記事と社説がその前面に立ち、幾つかのブログ左翼がそれを援護する記事を発信している。

と書いている。他にも例があるのかもしれないが、

きまぐれな日々 光市母子殺害事件の死刑判決をめぐる3大紙の社説

などは、その「ブログ左翼」の典型例なのだろう。私は確かに毎日新聞朝日新聞の社説、それに朝日新聞に載った本村洋さんのコメントを援用して、厳罰化の傾向に疑問を呈する記事を書いた。

世に倦む日日」は、

例えば、伊藤一長を射殺した暴力団員の城尾哲弥には死刑が求刑されている。来月に一審判決が出る。殺した人間が1人だから無期懲役でいいのか。それで許されるのか。私は絶対に許せない。判決は死刑以外にない。この男には間違いなく裏から報酬が出ている。この男が無期懲役の刑で10年後に娑婆に出てくれば、黒幕の誰かから回ったカネで余生を豪遊して暮らすだろう。

とも書いている。

かつて私は、きまぐれな日々 長崎市長を射殺したテロの「真犯人」 (2007年4月20日)で、長崎市長射殺犯人・城尾哲弥と「日本会議」および「安晋会」との関係を示唆し(情報元は山岡俊介氏および「週刊ポスト」)、

テロルの真犯人は、安倍晋三であり、小泉純一郎であり、石原慎太郎である。そして、彼らを支持する国民は、テロを支援しているも同然だ。

と書いた。城尾哲弥はむろん断じて許せないし、この男が出所して娑婆の空気を吸うことなど、ブログ管理人は絶対に認めない。ついでに書くと、「nikaidou.com」の流した「城尾哲弥の本名は白正哲」という真偽不明の情報をパクって、「長崎の放送局のニュースで報じられた」などという虚報(未だに証拠の映像など出てきていない)を垂れ流した「博士の独り言」も、私は今でも許していない。

しかし、その反面、

「拘置され、もはや社会に危害を与えない者を殺すのは、国家による殺人にほかならない」

という国民新党亀井静香の主張にブログ管理人は賛成であり、この点も譲れない。たとえそれが城尾哲弥であっても。

これの解決策としては、光市母子殺害事件の犯人や城尾哲弥のような殺人者に対しては、生きて一生罪を償わせ、何があっても絶対に出所を認めない、真の意味での「終身刑」を科すしかないと思う。

亀井静香のほか、社民党福島瑞穂も、与党・公明党浜四津敏子死刑廃止議連のメンバーだ。「終身刑創設法案」の提出の話は今どうなっているのだろうか。