kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

死刑廃止論について

立場を明らかにした方が良いと思うので明言するが、私は死刑廃止論者である。

死刑存置論者の最大の誤解と思われるのが無期刑についてであって、死刑を廃止する場合、当然ながら無期刑を厳しくする法改正が同時に行われる。現在みたいに十何年か経ったら無期囚が釈放される状態で死刑を廃止したら、そりゃ治安が悪化するに決まっているが、そうは問屋が卸さないのである。

たとえば、安倍晋三のごときは、叩けばいくらでも埃が出るであろうから、こんなやつは逮捕・起訴して裁判にかけて有罪判決を下し、死ぬまで国民のために刑に服させるべきだと思っている。

それに、どんな罪人に対してであっても、人の命を奪う権利は人間にはないというのが私の信念だし、死刑が、真の意味での無期刑(死ぬまで懲役に服さなければならない)より重い刑であるとも思えない。

福田内閣の人事で、鳩山邦夫法相が再任されたことに対して、ヒジョーにいやな気持ちがした。

私は無期刑の刑期を、文字通り死ぬまでの刑にすべきだと考えているのである。