kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

山一證券を思い出すリーマン・ブラザーズの破綻

「ハゲタカ」の代名詞の一つとして日本でも有名なリーマン・ブラザーズの破綻が発表された。
このニュースを知って、直ちに1997年の山一證券の破綻を思い出したのだが、それは何も私ばかりではなく、読売新聞の記事にも同様のことが書かれていた。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080915-OYT1T00336.htm?from=main1
記事の末尾を引用する。

 米大手銀行・証券が破産法の適用を申請するのは異例だ。身売り先が見つからず、自主廃業を迫られた日本の山一証券と似た状況と言える。3月に事実上、破たんした米証券5位のベア・スターンズに続き、半年間で3社の大手証券が淘汰(とうた)にさらされる異常な事態となった。
(2008年9月15日15時59分 読売新聞)

アメリカ経済の混乱は長引きそうだし、対米隷従の愚かな政策をとってきた日本の経済も今後苦しむことになるだろう。自民党政権の失政だ。その責任はきわめて重い。