沢田研二って、右翼だとばかり思っていた。
1978年、ハーケンクロイツの衣装を着て、その名も「サムライ」という、平沼赳夫の応援歌かと思うような歌を歌っていたことがあるからだ。当然ながらその衣装が問題になり、ある時期から沢田は衣装を変更した。しかし、「サムライ」は歌い続けた。
この「サムライ」の歌詞の中に、「背中に人生を」というフレーズがあり、ぼやき漫才の人生幸朗が「わしを背負うてどないすんねん」と言ったのに爆笑した記憶がある。
その沢田研二が「9条護憲派」だったとは驚いた。数年前の「紅白歌合戦」で、やはり右翼だとばかり思っていたさだまさしが反戦歌を歌ったのにも驚いたが、その時よりももっと驚いた。「サムライ」は、もしかしたら沢田研二にとって触れられたくない過ちなのかもしれない。
沢田研二さんの「わが窮状」 テレビ初出演: 大津留公彦のブログ2 で教えていただいたのだが、今晩、沢田研二の「わが窮状」がテレビで初めて放映されるそうだ。