kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「水に落ちたペイリンを叩け」?

「勝ち馬に乗りたがる」のは、何も日本の自民党議員だけではなく、アメリカのメディアもそうらしい。

米紙、オバマ氏支持相次ぐ 大統領選(NIKKEI NET)

オバマ対マケインのテレビ討論は、回を重ねるほどにオバマがマケインを圧倒し、副大統領候補同士のテレビ討論会でも勝負にならなかった。大統領候補同士で3勝、副大統領候補同士で1勝と、討論会は民主党の圧勝に終わった。

どうやら、大統領選はオバマの地滑り的な圧勝になりそうだ。もはや、どちらが勝つかではなく、オバマがどれだけの差をつけて勝つかに注目すべきだろう。

日経の記事によると、

 各紙は共和党のマケイン候補を支持しない主な理由の一つとして、そろって副大統領候補にペイリン・アラスカ州知事を選んだ判断を挙げた。ロサンゼルス・タイムズは「ペイリン氏は記憶にある中で最も不適格な主要政党の副大統領候補で、無責任な選択だった」と厳しく批判している。

とのことだが、ちょっと度が過ぎないだろうか。ペイリンが副大統領候補に選ばれた直後、マケインの支持率は一時オバマを逆転したが、その頃、アメリカや日本のマスコミは、「オバマヒラリー・クリントンを副大統領候補に選ぶべきだった」と論評していたのである。あまりの変わり身の早さにあきれてしまう。